大学生のうちに英語で会話をできる能力を高めたいと思っている学生の方も多いと思います。日常生活レベルでの英会話力を高めることを目指すならば、まずは大学の授業の中で、それを叶えてくれそうな授業を探して、その授業に真剣に取り組むという方法が最も費用がかからない手段だと思います。大学がそのような授業を開講していない場合は、DMM英会話やQQ Englishを活用することで、日常での会話は困らないレベルには到達できると思います。月額10,000円以下で利用できるコースがあるので大学生でも支払うことができるレベルです。
一方で、さらに上のレベル、例えば学術的な内容を英語で議論できるようになりたいと思った場合、交換留学が一つの選択肢となってくると思います。交換留学には、短期の語学留学から大学協定校に留学する長期の留学までさまざまな種類があります。
私のおすすめは、大学協定校への交換留学、そしてその中でも世界大学ランキングの上位に位置する有名大学への交換留学です。そのメリットについては、「交換留学を用いて海外有名大学・海外名門大学で学ぶ3つのメリット」の中で紹介しています。今回は、日本の大学の中で、世界の有名大学への交換留学枠を多く持つ、慶應義塾大学を紹介します。なお、今回の調査では学部生が留学できる大学のみを掲載しています。大学院生の留学先は含まないことをご容赦ください。
Ivy League(アイビーリーグ)に所属する3校へ交換留学できる
Ivy Leagueは、アメリカの北東部に位置する名門私立大学の総称です。Ivy Leagueは、
- Harvard University(ハーバード大学)
- Princeton University(プリンストン大学)
- Yale University(イェール大学)
- University of Pennsylvania(ペンシルベニア大学)
- Columbia University(コロンビア大学)
- Cornell University(コーネル大学)
- Brown University(ブラウン大学)
- Dartmouth College(ダートマス大学)
の8校で構成されており、いずれも入学が極めて困難なことで知られています。
日本の大学の中で、Ivy Leagueのいずれかに交換留学をすることができる大学は非常に少ないなかで、慶應義塾大学では、University of Pennsylvania、Brown University、Dartmouth Collegeの3校が交換留学協定校となっています。
Ivy Leagueに所属する大学で1年間学べるということは、世界のトップレベルの大学生と同じ場所で1年間学べるということを意味するので、もしその機会を得られれば貴重な体験を積めることは間違いないと思います。
University of Pennsylvania / ペンシルバニア大学
慶應義塾大学から毎年1名の学部生がUniversity of Pennsylvaniaに留学できます。慶應義塾大学からの交換留学は、Engineering, Nursing, and Business majors に関する授業を除き、University of Pennsylvaniaで開講されているすべての授業を受講することができます。
Brown University / ブラウン大学
慶應義塾大学から毎年2名の学部生がBrown Universityに留学できます。慶應義塾大学からの交換留学は、Brown Universityで開講されているすべての授業を受講することができます。
Dartmouth College / ダートマス大学
慶應義塾大学から毎年1名の学部生がDartmouth Collegeに留学できます。慶應義塾大学からの交換留学は、Dartmouth Collegeで開講されているすべての授業を受講することができます。
世界大学ランキング上位50校のうち19校へ交換留学が可能
慶應義塾大学は、世界大学ランキング上位50校のうちなんと約40%にあたる19校に交換留学することが可能です。そして、留学先が特定の国に偏っていないところも魅力です。
World University Ranking 2019 上位50校のうち慶應義塾大学から交換留学可能な大学は以下の通りです。
順位 | 大学名 | 国名 |
12 | University of Pennsylvania | United States |
15 | University of California, Berkeley | United States |
17 | University of California, Los Angeles | United States |
21 | University of Toronto | Canada |
22 | Tsinghua University | China |
24 | Carnegie Mellon University | United States |
28 | University of Washington | United States |
29 | University of Edinburgh | United Kingdom |
30 | University of California, San Diego | United States |
31 | Peking University | China |
32 | University of Melbourne | Australia |
36 | University of Hong Kong | Hong Kong |
37 | University of British Columbia | Canada |
38 | King’s College London | United Kingdom |
43 | University of Wisconsin-Madison | United States |
44 | McGill University | Canada |
44 | Technical University of Munich | Germany |
49 | Australian National University | Australia |
50 | University of Illinois at Urbana-Champaign | United States |
慶應義塾大学の交換留学についてもっと知りたい
慶應義塾大学の交換留学先について更に知りたい方は以下のサイトにアクセスしてみてください。
慶應義塾大学と他大学とを比較したい場合には、下記の投稿をご覧ください。
進路選択に役立つ情報
交換留学以外の観点から大学を検索したい場合には、高校生のための進学情報【マイナビ進学】を活用することができます。そこで、慶應義塾大学以外の大学についても調べてみると、慶應義塾大学以外にも自分に合った大学を見つけることもできるかもしれません。まずは、大学に関する情報を幅広く集めることが大切だと思いますので、ぜひマイナビ進学を活用してみてください。
慶應義塾大学以外の大学からの海外有名大学への留学について知りたい場合には、以下のサイトから検索をすることができます。
最後に
個人で調査をしておりますので、データに正確性に対する責任は負いかねます。また、このデータに基づき進学先を決定される前に、ご自身で大学のウェブサイトをご確認いただけますようお願い申し上げます。誤りがあればご指摘いただけば幸いです。