大学生のうちに英語で会話をできる能力を高めたいと思っている学生の方も多いと思います。日常生活レベルでの英会話力を高めることを目指すならば、まずは大学の授業の中で、それを叶えてくれそうな授業を探して、その授業に真剣に取り組むという方法が最も費用がかからない手段だと思います。大学がそのような授業を開講していない場合は、DMM英会話やQQ Englishを活用することで、日常での会話は困らないレベルには到達できると思います。月額10,000円以下で利用できるコースがあるので大学生でも支払うことができるレベルです。
一方で、さらに上のレベル、例えば学術的な内容を英語で議論できるようになりたいと思った場合、交換留学が一つの選択肢となってくると思います。交換留学には、短期の語学留学から大学協定校に留学する長期の留学までさまざまな種類があります。
私のおすすめは、大学協定校への交換留学、そしてその中でも世界大学ランキングの上位に位置する有名大学への交換留学です。そのメリットについては、「交換留学を用いて海外有名大学・海外名門大学で学ぶ3つのメリット」の中で紹介しています。
今回は、日本の大学の中で、世界の有名大学への交換留学枠を多く持つ、九州大学を紹介します。 九州大学の学生交流協定は2種類あります。1つは、大学と大学の間で結ぶ協定【大学間学生交流協定(全学協定)】で、もう1つは部局(学部、学府、研究院)と部局の間で結ぶ協定【部局間学生交流協定】です。今回の調査では前者の協定のみを調査対象としています。
ドイツの大学への交換留学に強みをもつ
World University Ranking 2019 上位50校の中にドイツの大学は以下の3校がランクインしています。
- 32位 LMU Munich (ミュンヘン大学)
- 44位 Technical University of Munich (ミュンヘン工科大学)
- 47位 Heidelberg University (ハイデルベルク大学)
九州大学の学生はこの3校すべてに留学することが可能です。
世界大学ランキング上位50校のうち12校へ交換留学が可能
World University Ranking 2019 上位50校のうち九州大学から交換留学可能な大学は以下の通りです。
順位 | 大学名 | 国名 |
20 | University of Michigan-Ann Arbor | United States |
23 | National University of Singapore | Singapore |
28 | University of Washington | United States |
31 | Peking University | China |
32 | LMU Munich | Germany |
36 | University of Hong Kong | Hong Kong |
43 | University of Wisconsin-Madison | United States |
44 | Technical University of Munich | Germany |
47 | Heidelberg University | Germany |
48 | KU Leuven | Belgium |
49 | Australian National University | Australia |
50 | University of Illinois at Urbana-Champaign | United States |
九州大学の交換留学先について更に知りたい方は以下のサイトにアクセスしてみてください。
九州大学と他大学とを比較したい場合には、下記の投稿をご覧ください。
進路選択に役立つ情報
交換留学以外の観点から大学を検索したい場合には、高校生のための進学情報【マイナビ進学】を活用することができます。そこで、九州大学以外の大学についても調べてみると、九州大学以外にも自分に合った大学を見つけることもできるかもしれません。まずは、大学に関する情報を幅広く集めることが大切だと思いますので、ぜひマイナビ進学を活用してみてください。
九州大学以外の大学からの海外有名大学への留学について知りたい場合には、以下のサイトから検索をすることができます。
最後に
個人で調査をしておりますので、データに正確性に対する責任は負いかねます。 また、このデータに基づき進学先を決定される前に、ご自身で大学のウェブサイトをご確認いただけますようお願い申し上げます。 誤りがあればご指摘いただけば幸いです。