この記事にアクセスしてくださった方は、交換留学、特に海外の名門大学への交換留学に興味がある方だと思います。
たしかに、日常生活レベルでの英会話力を高めることを目指すならば、まずは大学の授業の中でその目的を叶えてくれそうな授業を探してその授業に真剣に取り組むという方法を選択する可能性が高いと思います。また、大学がそのような授業を開講していない場合は、DMM英会話やQQ Englishを活用することで、日常での会話は困らないレベルには到達できると思います。月額10,000円以下で利用できるコースがあるので大学生でも支払うことができます。
一方で、さらに上のレベル、例えば学術的な内容を英語で議論できるようになりたいと思った場合、交換留学が一つの選択肢となってくると思います。交換留学には、短期の語学留学から大学協定校に留学する長期の留学までさまざまな種類があります。
私のおすすめは、大学協定校への交換留学、そしてその中でも世界大学ランキングの上位に位置する有名大学への交換留学です。そのメリットについては、「交換留学を用いて海外有名大学・海外名門大学で学ぶ3つのメリット」の中で紹介しています。
日本の大学のウェブサイトを見ると、その大学からどの海外大学に交換留学ができるかどうかはわかります。一方で、行きたい海外大学が決まっている場合、その海外大学との交換留学協定をもつ日本の大学を探す必要があります。しかしながら、その検索には時間がかかります。そこで、海外の名門大学に交換留学可能な日本の大学を調査してみました。今回は、海外名門大学の一つであるペンシルベニア大学に交換留学することができる日本の大学を紹介していきます。
ペンシルベニア大学とはどんな大学なのか?
ペンシルベニア大学はIvy League(アイビーリーグ)の1つです。Ivy Leagueの詳細については、以下の投稿をご覧ください。
ペンシルベニア大学は、代表的な世界大学ランキングであるTIMES、QS、ARWUにおいても、上位にランキングされています。
TIMES | QS | ARWU | |
2019 | 12位 | 19位 | 17位 |
2018 | 10位 | 19位 | 16位 |
ペンシルベニア大学の雰囲気を味わいたい方は以下の大学公式動画を見てください!
学部生でペンシルベニア大学に交換留学できる日本の大学は7校
早稲田大学
早稲田大学の学部生は、Customized Study Programs- Regular Academic Programs(CS-R)というプログラムを通してペンシルベニア大学へ交換留学をすることが可能です。CS-Rとは次のようなプログラムです。
留学先大学が早大生のために定めるカリキュラムに参加するプログラムです。最初から留学先大学の通常カリキュラムの中で、現地の学生とともに通常科目を履修でき、ます。留学は原則として1学年相当期間ですが、1学期間のものもあります(CS-R(1semester)プログラム)。学費は原則として本学のものは免除になり、留学先大学に所定のプログラムフィーを支払います。
中長期留学プログラム早稲田大学 留学センター オフィシャルサイト。各種データや教員紹介といった総合案内のほか、早稲田大学における留学生受入や派遣留学について、外国人留学生へのサポート、留学センターの設置科目等、さまざまな情報を発信しています。
留学可能な人数は年度につき15名です。
早稲田大学におけるペンシルベニア大学以外の交換留学先に興味がある場合は、下記のサイトをご覧ください。
一橋大学
一橋大学の学生は、一橋大学海外派遣留学制度を利用して、交換留学協定校であるペンシルベニア大学へ留学することができます。
留学可能な人数は、年度につき1名で、1年間の留学となります。ペンシルベニア大学への交換留学に応募をするためには、TOEFL iBTで100以上、IELTSで7.5以上のスコアが必要となります。
http://international.hit-u.ac.jp/jp/abroad/pdf/archive/r2/2020-1HakenAppendix_4.pdf
一橋大学におけるペンシルベニア大学以外の交換留学先に興味がある場合は下記のサイトをご覧ください。
慶應義塾大学
慶應義塾大学から毎年1名の学部生がペンシルベニア大学へ留学できます。
慶應義塾大学からの交換留学生は、Engineering, Nursing, and Business majors に関する授業を除き、ペンシルベニア大学で開講されているすべての授業を受講することができます。
慶應義塾大学におけるペンシルベニア大学以外の交換留学先に興味がある場合は下記のサイトをご覧ください。
上智大学
上智大学の学部生はペンシルベニア大学に留学できます。
留学可能な人数は不明です。
上智大学におけるペンシルベニア大学以外の交換留学先に興味がある場合は下記のサイトをご覧ください。
国際基督教大学
国際基督教大学から毎年2名の学部生がペンシルベニア大学へ留学できます。
国際基督教大学におけるペンシルベニア大学以外の交換留学先に興味がある場合は下記のサイトをご覧ください。
明治大学
明治大学の学部生は、ペンシルベニア大学LPS 「International Guest Student Program(IGSP)」という制度で、ペンシルベニア大学へ留学することができます。ペンシルベニア大学LPS とは、以下のようなプログラムです。
明治大学と留学の協定を結んでいるペンシルベニア大学に,明治大学の学生(学部生)が留学生として留学する 【海外授業料自己負担型】の留学プログラムです(学位取得を目的とした留学ではありません)。
留学期間は約4ヶ月です。
明治大学におけるペンシルベニア大学以外の交換留学先に興味がある場合は下記のサイトをご覧ください。
青山学院大学
青山学院大学の学部生は、ペンシルベニア大学のCollege of Liberal and Professional Studiesに交換留学することができます。
留学可能な人数は年度につき3名です。留学期間は、半年と1年から選択できるようです。以下のPDFの17ページにペンシルベニア大学への交換留学に詳細が記載されています。
http://aoyama-iec.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/4_6haken_2020koki_shutsugan_shikaku0801.pdf
青山学院大学におけるペンシルベニア大学以外の交換留学先に興味がある場合は下記のサイトをご覧ください。
交換留学の応募の際に役立つ情報
留学の際の出願書類の作成に際しては、大学の留学支援機関がその作成をサポートしてくれる場合が多いです。もし、在学している大学にそのようなサービスがない場合は、以下のようなサービスを利用することも可能です。
ペンシルベニア大学に交換留学可能な大学に興味をもった方は、高校生のための進学情報【マイナビ進学】で資料請求をすることも可能です。マイナビ進学で大学について調べる過程で、交換留学に強い大学についての情報を入手することはもちろん、より自分に合った大学を見つけることもできるかもしれません。
ペンシルベニア大学以外の海外有名大学への交換留学に興味のある方は、以下の検索サイトで検索をすることができます。
https://ab-uni.com/exchange-program-overseas-university/
最後に
個人で調査をしておりますので、データに正確性に対する責任は負いかねます。 また、このデータに基づき進学先を決定される前に、ご自身で大学のウェブサイトをご確認いただけますようお願い申し上げます。 誤りがあればご指摘いただけば幸いです。