専門職大学に進学するメリット・デメリットを考えてみた

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大学生

悩める高校生

日本の大学の授業って、研究者になることを目的とするなら役に立つけれど、そうでないなら将来あまり役に立たないって親から言われました。授業を真面目に受けることが、就職活動に直結するような大学に行きたいです。そんな大学ってないですか?

EduCon
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あります。それは専門職大学です。専門学校と大学の良いところを併せ持った大学です。

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悩める高校生

専門職大学にとても興味があります。専門職大学に進学するメリットとデメリットを教えてもらえませんか。

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わかりました。では、次の順序で説明していきますね!
①専門職大学のメリット
②専門職大学のデメリッ

③専門職大学をおすすめできる高校生の2つの特徴

④専門職大学に関する情報収集の方法

この記事を読んでメリットがある高校生は、

  • 大学に入ったら真面目に授業を受けたい。
  • 大学の授業を真面目に受けることが将来の就職につながってほしいと強く願っている。
  • 旧帝大、早慶上智理科大などの難関大学を目指すのは現実的ではないけど、学ぶのは好き。

という気持ちを持った高校生です。

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専門職大学の3つのメリット

各専門職大学のウェブサイトの情報を基に、高校生の皆さんにぜひ知ってもらいたい3つのメリットを紹介します。

メリット①:理論と実践をそれぞれの専門家から学べる

1点目のメリットは、理論の専門家すなわち学術的な研究をしている研究者と企業での豊富な勤務経験のある実務家の双方から、それぞれの得意分野を学べるということです。

一般の大学では、基本的には学術的な研究をしている方が教員をされています。もちろん、慶應SFCなどのように実務経験者が教員となっている大学もありますが、その数は決して多くありません。一方で、専門職大学では、学術的な研究をしている教員だけでなく、企業で実務に携わっていたり、起業を経験したりしている実務経験豊富な教員から、学ぶことができます。

ビジネスは理論だけで成立しているわけではありません。経験したからこそ伝えられる技能や感覚があります。たとえば、あるゲームを作るとします。プログラミングそのものは大学で学ぶことによってできるようになると思います。しかし、同じキャラクターでもどのような表情を持たせたらユーザーはそれを好きになってくれるのか、細部においてどのような機能を設けたらユーザーが楽しんでくれるのか、などはユーザーを意識して何度もゲームを作ったことがある人だけが感覚として分かっているけど、理論としては体系化されていないというものがあります。この、ある業界で場数をこなしたプロフェッショナルだけが知っていることをその方から直接学べることがメリットです。

メリット②:長期間のインターンシップに参加できる

2点目のメリットは、大学が長期のインターンシップの機会を学生のために準備をしてくれるということです。このメリットはとても大きいと思います。

専門職大学ではない一般の大学に在籍している大学生の場合、インターシップに参加するためにどのようなことをしなければならないのかを紹介します。

やること
STEP 1 大学2年生になったあたりから自分でインターンシップを探す。大学の就職支援センターでもインターンシップを紹介してくれているが、紹介されているインターンシップが自分の興味に合ったものとは限らない。そのため、インターネットを駆使して自分にあったインターンシップを探す必要がある。
STEP 2 興味をひかれるインターンシップを見つけた後には、そのインターンシップへ応募するための書類を作成しなければなりません。「なぜそのインターンシップに参加したいのか?」、「あなたの強みはなにか?」などの質問に回答しなければならない。
STEP 3 書類選考を通過したら、面接に呼ばれる。面接では上記の質問に加えて、様々な質問をされる。その準備をする必要がある。

上記のSTEP1~STEP3を通過したら、晴れてインターンシップに参加できることになります。結構大変だと思いませんか?

専門職大学のインターンシップの場合は、上記のやるべきとが大幅に簡素化されることが予想されます。このインターンシップを探すという労力が削減された上で、大学が提供してくれる自分の専攻に強い関連のあるインターシップに参加できることは魅力だと思います。

メリット③:今までの大学では存在しなかった学部がある

従来の大学は、知的探求の場、言い換えれば何か特定の課題を見つけてその課題について研究する場でした。そのため、研究という側面と相性が良くない分野は大学で学ぶ内容として選択されにくい傾向にありました。

たとえば、ファッションなどは、ファッションの歴史や国ごとのファッションの比較などを研究テーマとして学ぶことができる大学はありますが、授業として服作りを実習で長期間取り入れる大学はないと思われます。専門職大学の中には、ファッションについて学べる大学があります。それは、国際ファッション専門職大学です。文字よりも動画の方がイメージをつかみやすいので、動画で紹介します。

他にも、特色のある学びの内容をもつ大学として、ゲームやCGについて学べる東京国際工科専門大学や農林業について学べる静岡県立農林環境専門職大学があります。

もちろん、「理論と実践をそれぞれの専門家から学べる」や「長期間のインターンシップに必ず参加できる」という専門職大学の長所を享受しながら、従来の大学と類似した内容を学ぶことができる大学もあります。

2021年4月には上記の大学に加えて、専門職大学が5大学、専門職大学の学部が1学部、専門職学科が1学科、開設される予定です(文部科学省専門職大学等一覧)。

区分 大学名 学部名 学科名
専門職大学 芸術文化観光専門職大学 芸術文化・観光学部 芸術文化・観光学科
かなざわ食マネジメント専門職大学 フードサービスマネジメント学部 フードサービスマネジメント学科
名古屋国際工科専門職大学 工科学部 情報工学科
デジタルエンタテインメント学科
大阪国際工科専門職大学 工科学部 情報工学科
デジタルエンタテインメント学科
和歌山リハビリテーション専門職大学 健康科学部 リハビリテーション学科
専門職大学の学部 開志専門職大学 アニメ・マンガ学部 アニメ・マンガ学科
専門職学科 名古屋産業大学 現代ビジネス学部 経営専門職学科
大学生
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従来の大学には存在しなかった学部がいくつかありますね!

EduCon
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そうですね!フードサービスマネジメント学部やアニメ・マンガ学部に興味を惹かれる高校生がいるかもしれないですね!

大学生
悩める高校生

メリットばかりだと逆に不安になってしまいます。専門職大学を選択した場合のデメリットはないのですか?

EduCon
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あります。現時点で想定されるデメリットを3点お伝えしますね。ただ、この注意点の中には時間が経過すれば注意しなくてもよい点になる可能性があるものものが含まれています。

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専門職大学の3つのデメリット

デメリット①:カリキュラムが洗練されていない可能性がある

デメリットの1点目は、カリキュラムが洗練されていない可能性があるという点です。もちろん大学を設立するわけですから、専門家の方々がそれぞれ深く考え、さらに議論を重ねた上でカリキュラムを作っているということは承知しています。

しかしながら、自身が中学校や高校で教員として勤務した経験から、カリキュラムを変更した学年よりも次の学年の方がカリキュラムがうまく機能していることが多いと感じます。カリキュラムはとても複雑で長期的なものなので、1回のプレゼンテーションに例えると分かりやすいかもしれません。高校生の皆さんは、英語の授業などでプレゼンテーションをしたことがあると思います。そのときに、1回目よりも2回目の方が良いプレゼンテーションができたという経験をしませんでしたか?それは、1回目のプレゼンテーションを踏まえて上手くいかなかった点を修正したからだと思います。このように向上心がある人であれば、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目の方がより良いもものになることが多いです。

各専門職大学のカリキュラムは既に洗練されているという方もいらっしゃるかもしれません。ただ、今後入学してくる学生の方のカリキュラムの方がより良いものになる可能性は高いかもしれないということを知っておくことは意味があると思います。

デメリット②:専門職大学での学びが本当に就職に有利に働くかは未知数

2点目は、専門職大学での学ぶことによって希望の就職が叶えられるのかどうかは未知数であるということです。専門職大学は、2017年5月24日の学校教育法の改正によって設けられた大学です。その法改正から約2年後の、2019年4月に、日本で最初の専門職大学として「国際ファッション専門職大学」が開校しています。ということは、この記事を書いている2021年2月においてまだ卒業生がでていないということです。

そのため、専門職大学の学生が自身が希望する就職先に就職できるのかどうかという点については、まだ結果がでていないので誰にも分かりません。従来の大学であれば、その就職状況を見ればどのように企業に就職できる可能性があるのかは、ある程度予想がつきます。それが、できないというのは専門職大学を選ぶときのデメリットにもなりうると思います。

ただ、2年後に最初の学生が卒業をしたときに、学生が納得する仕事に就くことができ、専門職大学を選んで本当によかったいうことが起こりうるかもしれません。

この点については説明会で大学側に確認をされると良いと思います。

デメリット③:どのようなタイプの高校生が受験するのか分からない

3点目は、どのような高校生が受験するのか分からないということです。もちろん、専門が明確に決まっているので、同じような興味をもった高校生が受験をすることはほぼ間違いないと思います。

しかし、例えば、学習への姿勢がどうなのかは分かりません。既存の大学なら、この大学の生徒は真面目に授業を聞く生徒が多いとか、あの大学の生徒は授業に対しては最低限の努力しかせずにサークルやバイトに全精力を費やす学生が多いとか、それぞれの大学の傾向が概ね決まっています。一方で、専門職大学は新しい大学制度であるため現在の学生の傾向からどのような雰囲気の学生が多く集まるのかを調べることはできません。

ただ、この点については、説明会に行ったときに、どのような高校生が来ているかである程度は分析できるかと思います。

専門職大学をおすすめできる高校生の2つの特徴

大学が提供するカリキュラムを頑張ることだけに集中したい

1つのことに集中することで力を発揮できる高校生には専門職大学は向いていると思います。なぜなら、専門職大学は、就職するために必要な学習を大学がパッケージとして提供してくれるからです。通常の大学では、授業を受けているだけで希望の会社に就職することは難しいです。なぜなら、大学は就職に必要なことを教える場ではないからです。そのため、大学での授業以外に、自ら情報を集め、アルバイトをしたり、インターンシップに参加したり、留学をしたりしなければならないわけです。もちろん、このように主体的に動き、情報を集め、行動する力を身につけないと、就職してから困るぞと言う人もいるかも知れません。しかし、人にはそれぞれ長所があります。ある程度の知識を身に着け、経験を積んでからでないと、そのような行動をできないという人もいるかもしれません。そのような高校生にとっては、専門職大学のカリキュラムは適していると思います。

机上の学習のみだと飽きてしまう

教科書と問題集とノートを使った学習をしていると飽きてしまうという高校生もいるかと思います。専門職大学では、実技や実習が授業全体の3分の1以上になります。そして、この実技や実習をその道の実務経験者から学ぶことができます。机に座って勉強するのがそこまで得意じゃないという高校生には朗報だと思います。

一般的な大学においても、理系の学部に行けば、多かれ少なかれ実験や実習があります。大学3・4年生になれば、1日の大半を実験や実習に費やすという大学生もいると思います。その点では、理系の学部と専門職大学に大きな違いはないのかもしれません。ただ、専門職大学では、理系以外の専攻でも実技や実習が一定以上の割合でカリキュラムに組み込まれています。それは、専門職大学ならではの魅力でしょう。

専門職大学に関する情報収集の方法

スタディサプリ進路

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悩める高校生

簡単に資料請求をする方法はないのですか?

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《高校生注目》スタディサプリ進路で学校パンフをまとめて請求 があります。使い方を簡単に説明します。

スマホ

まず、《高校生注目》スタディサプリ進路で学校パンフをまとめて請求 にアクセスすると下の画面になりますので、中心部にある「大学を探す」をクリックしてください。

以下の画面で「専門職大学」と入力し、虫眼鏡マークをクリックしてください。

すると、次のように検索結果が表示されます。興味がある専門職大学をクリックしてみてください。

パソコン

《高校生注目》スタディサプリ進路で学校パンフをまとめて請求 にアクセスすると下の画面になります。真ん中にあるキーワード入力欄に「専門職大学」と入力してください。

すると、次のように検索結果が表示されます。興味がある専門職大学をクリックしてみてください。

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資料請求にはお金がかかるのですか。

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多くの大学については無料で資料請求が可能ですが、静岡県立農林環境専門職大学の資料請求は有料になっています(2021年2月21日時点)

最後に

専門職大学は、大学と専門学校が融合されたような存在です。それに向いている高校生ならば、大学や専門学校に行くよりも充実した大学生活を送ることができる可能性があります。ぜひ情報を収集してみてください。

個人が調査をしておりますので、データの正確性に対する責任は負いかねます。 このデータに基づき進学先を決定される前に、ご自身で大学のウェブサイトをご確認いただきますようお願い申し上げます。また、不明な点につきましては大学に直接ご確認いただきますようお願い申し上げます。