今回はYouTubeを用いて英語を学習する方法を紹介します。
対象としている読者は以下のような思いを抱いている方です。
- いわゆる問題集を使った英語の勉強に飽きている。
- ナチュラルスピードの英語を聞き取れるようになりたい。
- 日常会話で活用できる英語表現を増やしたい。
今回使用するYouTubeのチャンネルは、英語母語話者向けのArchitectural DigestのOpen Doorというシリーズとそれと全く同内容の動画で日本語字幕がついているVOGUE JAPANの動画です。これらのチャンネルは、有名人が自分の自宅を英語で紹介するという動画です。
この学習方法で学ぶメリットについて紹介をした上で、具体的な学習方法を紹介していきます。
Open Doorで学ぶメリット
Architectural DigestとVOGUE JAPANで学ぶ4つのメリットを紹介します。
- 英語学習教材として作られたものではないので、実社会で使われる速さの英語を聞き取る練習ができる。なお、登場人物は必ずしも英語の母語話者とは限りません。
- 家の紹介という身近な内容なので、日常生活に応用できる表現がたくさん含まれている。
- それぞれの動画のテーマが同一なので、類似した表現が複数回登場し、その結果よく使われる表現を自然と身に着けることができる。
- これらの動画で紹介される人物は英語を母語とする人にとっては有名な人物ばかりである。そのため、そのような方々と会話をするときに、これらの人物をトピックとした会話についていけるようになる。
人物別に動画を紹介
人気DJのゼッドさん／Zedd
まずは、以下の動画を英語字幕を付けずに見てみてください。そして、内容をどの程度正確に把握できるかを確認してみてください。
どの程度理解できましたか？それでは、理解の度合に応じて３つの学習方法を紹介します。
①完璧に内容を理解できたと感じた方
もう一度動画を見ながら、シャドーイング（聞こえた音声の通りにその音を真似して発音していく）をしてみてください。もし、シャドーイングが完璧にできたなら、その方は、この動画を用いた学習方法だとあまりレベルアップしないと思います。レベルアップができるとするならば、自分が今後使いたいなと思った表現を携帯にメモしておくぐらいだと思います。なので、ここで読むのを中止していただいて大丈夫です。
②半分以上は内容が分かったと感じた方
もう一度動画を見ながら、シャドーイング（聞こえた音声の通りにその音を真似して発音していく）をしてみてください。おそらく、完璧にはできないと思います。
次は、英語字幕を表示できるようにして、英語字幕を見ながら音声に沿って音読してみてください。なんとなく、自分が流暢に英語を話せている気分になりませんか。楽しいと思ったら、何回か同じことを繰り返してください。飽きたら途中でやめてよいです。
勉強としてやりたいと思う方は、気に行った表現を携帯かノートにメモしておいて、時々見かえすと良いと思います。
③半分以下しか理解できなかったと感じた方
以下の日本語字幕付きの動画を見て、内容を把握してください。
内容を把握したら、Architectural Digestに戻り、英語字幕を表示できるようにして、英語字幕を見ながら音声に沿って音読してみてください。なんとなく、自分が流暢に英語を話せている気分になりませんか。楽しいと思ったら、何回か同じことを繰り返してください。飽きたら途中でやめてよいです。
字幕を見ながら英語を発音できるようになったら、今度は字幕を消して、シャドーイング（聞こえた音声の通りにその音を真似して発音していく）をしてみてください。結構できるようになっているはずです。ここでも飽きたら途中でやめてよいです。
勉強としてやりたいと思う方は、気に行った表現を携帯かノートにメモしておいて、時々見かえすと良いと思います。
学習方法は以上です。DJゼットさん以外の方の動画を紹介していきます。
マリア・シャラポワさん
ジェシカ・アルバさん
リリー・オルドリッジさん
クリス・ジェンナーさん
アレッサンドラ・アンブロジオさん
マンディ・ムーアさん
継続的な学習のための動画
Architectural DigestのOpen Doorシリーズは全部で83本動画がありますが、そのすべてに日本語字幕がついてVOGUE JAPANに載っているわけではありません。そのため、上記に紹介した以外の動画も以下のサイトから自分で見つけることが可能です。
