教員の転職が厳しい理由と転職を実現する方法

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こんにちは、EduCon(@Edu_Con_2019)です。

先生
先生

ネットで調べたら教員が民間企業に転職するのは厳しいと書いてあったのですが本当ですか?

EduCon
EduCon

民間企業から民間企業への転職の難易度と比較したら厳しいと思います。

先生
先生

では、もう民間企業への転職は諦めた方が良いのでしょうか。

EduCon
EduCon

まだ諦めるのは早いです。様々な要因が転職の成否に影響を与えています。その点については、「教員を辞めたい20・30代の方のための転職の始め方と注意点」にまとめたのでそちらをご覧ください。

先生
先生

先生の仕事はやりがいがあるので、それと同じぐらいやりがいのある仕事を見つけたいのです。あと年収も上げたいです。だから、民間企業ならどこでも良いというわけではなくて、応募者が殺到するような人気企業に挑戦してみたいのです。EduConさんはそういう企業で働いた経験はあるのですか?失礼ですがもしないならEduConさんの話を聞いても私には役に立たないと思います。

EduCon
EduCon

なるほど、民間企業ならどこでも良いというわけではないのですね。私は新卒での採用倍率が200倍を超え、中途採用においても求人に常に応募が殺到する企業で働いていたので、ある程度はお役に立てると思います。

先生
先生

ありがとうございます。ネットで教員からの転職について調べていても、転職先がそんなに人気のない業界だったり給料が安い業界だったりして、それらの業界への転職に関する情報は私が求めているものではなかったので、直接お話を聞けて嬉しいです。

EduCon
EduCon

では、早速お話しますね。

今回は、民間企業→教員、教員→民間企業という2種類の経験を活かして、教員の異業への転職が難しい理由をお伝えします。そのような理由をお伝えした上で、その困難を乗り越えるためにはどのようなことをすれば良いのかもお話しします。

私は民間企業と学校の双方で働いた経験がありますが、どちらの組織にも優秀な方がいらっしゃいました。そして、優秀な方はどちらで働いてもきっと活躍されると感じました。一方で、両者の違いを理解していた方が、転職をしやすくなる可能性は高いとも感じました。そのため、民間企業で必要とされた能力・経験と学校で必要とされた能力・経験とを比較して、なぜ教員が異業種に転職するのが難しいと言われるのかについて記事を書きたいと思うようになりました。

この記事を「読んでよかった!」と思ってもらえそうな方は、以下の方です。

  • 教員から異業種へ転職したいと思っているけど自分の職歴で転職が可能なのか自信がない。
  • 教員から異業種への転職は厳しいという情報を得てはいるけど、その具体的な内容がよくわからない。
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まとめ

教員から異業種への転職が難しいと言われる4つの理由とそれらに対処する方法を表にまとめました。

  転職が難しいと言われる理由 対処法
1 収益を上げることを目標として仕事をしていない 教育現場におけるどのような経験が民間企業に評価されるのかを転職の専門家に相談する
2 大人相手に過ごす時間が短い 異業種で働く大人と接する機会をもつ
3 複数分野の知識を融合して新しい価値を産み出す経験が少ない 他教科の先生と新しい教育活動を作る
4 IT関連の知識が少ない YouTubeを見て勉強する

 

理由①→対処法①

理由①:収益を上げることを目標として仕事をしていない

先生方は利益を上げることを目的として教育活動に従事することはほとんどありません。もちろん、生徒が集まらずに困っている一部の私立学校では、民間企業もビックリの営業活動を先生方がしている場合もありますが、全体から見ればそれは例外です。

崇高な理念を掲げている企業もありますが、究極的には企業の目的は利益を上げることです。そのため、利益を上げる能力を持っている人材が必要になります。利益は、売上から費用を差し引くことで生み出されますので、売上を上げる能力が費用を減らす能力が求められます。いずれの能力を発揮する場合でも労働時間が発生します。そうなると、なるべく短い労働時間で、売上を上げるか費用を減らすかのいずれか、もしくは両方を実行できる人材が必要とされるわけです。

しかしながら、上述したように学校の先生は利益を上げることを目的として仕事をしているわけではなありません。売上を上げることに関しては、通常の教育活動でその能力を使う場面がありません。費用の削減に関してはも、学校という場では、削減できる費用が人件費か紙代ぐらいしかありません。人件費については、そもそも残業代という概念がないので、業務を効率化して人件費を削減したという実績を作るのは難しいです。ただ、業務の効率化という点については、民間企業への転職の際にはアピールすることはできます。紙代についても総額としてそこまで高額にはならないので、経費削減能力のアピール機会とはならないでしょう。

このように、先生方に収益を上げるという潜在的な能力があったとしても、それを発揮する場が教育現場にはほとんどないため、収益を上げる能力があることを転職先にアピールしにくいという状況になっています。

対処法①:転職のプロの評価を聞く

先生
先生

教育の場で収益を上げる仕事がほとんど存在しない以上、転職するにしても何をアピールすれば良いかわからないですよね?

EduCon
EduCon

おっしゃる通りです。自分が挑戦してみたいと思う業界への転職に知見をもつ人から情報を得るのが一番の方法です。大学の友達にその業界で働いている人がいれば、まずはその人から情報を得てください。そのような人がいない方は、以下の転職サイトがおすすめです。

リクナビNEXT

まずは最大手のリクナビNEXTです。

リクナビNEXT『会員登録』キャンペーン

リクナビNEXTの魅力は3点あります。

  1. 求人数が多い!
  2. 企業や転職エージェントからスカウトが来る。私も実際使っていましたかなりの数のスカウトが来ます。転職エージェントからのスカウトに対しては、連絡を取り合う過程でその対応をみて、信用できそうな方を選んでいきました。
  3. 会員登録が簡単。あっという間に終わります。
BIZREACH

続いてBIZREACHです。

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』

BIZREACHの魅了は、なんといっても求人の年収が高いことです。また、スカウトという形で企業や転職エージェントから連絡が来るという点も魅力です。

第二新卒エージェントneo

そして、第二新卒エージェントneoです。

第二新卒AGENTneo

第二新卒エージェントneoの魅力は、第二新卒のため現職での経験が転職先での経験にあまり関係がなくても応募できる求人が多いことです。20代の先生方に特におすすめです。

英語転職.com 

最後に、英語転職.com です。

英語転職.com

英語転職.comは文字通り英語を得意とする方におすすめの転職サイトです。英語の先生や他教科の先生でも英語が得意である先生に特におすすめです。

ここでふとこんな疑問が湧いてくるかもしれません。

先生
先生

企業や転職エージェントからの連絡が全く来ないという状態になるのが不安。

EduCon
EduCon

これは残念ながら生じうる可能性があります。私は20代と30代とのそれぞれで転職活動を行いましたが、30代の時は企業や転職エージェントからのメールが激減しました。でも、その現実を知ることで、自分が何を専門として仕事をしていくのかを決断することができました。

先生
先生

現実を受け入れなければならないということですか。

EduCon
EduCon

良い転職エージェントの担当に巡り会うと、何を努力すれば転職できるかを教えてくれる場合があります。最初の一歩を踏み出すことが重要だと思います。

理由②→対処法②

理由②:大人相手に過ごす時間が短い

先生方は子供に接するプロです。子供への教育に関して日々経験を積んでいる以上、大人相手に過ごす時間が短くなることは仕方のないことです。

保護者や同僚の先生と対話をする時間があるから問題がないと思われるかもしれません。でも、一日中大人相手に仕事をしている人と比較をすれば、想定的に大人に接している時間は少ないと言えるでしょう。

そして、民間企業において子供を主な対象としている企業は、教育関係の会社になります。なので、教育関係の会社に転職をする場合は、この点が有利な点となる可能性があります。

対処法②:異業種で働く大人と接する機会をもつ

学校という場で接することができる大人は限定されています。

私は民間企業で働く大学の友達と定期的に会い話をするようにしていました。その際に、話題を友達の専門領域の話にしてもらい、その友達の仕事を擬似体験しました。こうすることで、学校以外で働く時のイメージトレーニングをすることができました。

語学学校やビジネススクールに通うという方法もありだと思います。どちらの場所も、様々な業種の方が来ています。普段学校で扱うことが少ない話題をテーマとして議論をすることで、大人との接し方に慣れていけると思います。

理由③→対処法③

理由③:複数分野の知識を融合して新しい価値を産み出す経験が少ない

小学校は異なりますが、中学校と高校では先生は基本的に専門の教科があります。そのため、その教科についての深い知識とそれを教えることに関する経験を持っています。

ところが、民間企業の場合は、ある程度の専門性を軸にしつつも、その専門知識とそれ以外の知識とを組み合わせて新しい付加価値を創造する場合が多いです。その創造については、「社会は私たちにどのような能力を求めているのか?」でもう少し詳しいく説明をしています。

多くの場合、異なる専門知識をもつ人が集まり、一つのチームを作り、議論を重ねて創造をしていきます。学校に勤務をしているとそのような経験をする機会が少ないというのが私の印象です。

対処法③:他教科の先生と新しい教育活動を作る

実はこれに対する対処はすでに実践されている先生もいらっしゃるように思えます。それは、他教科の先生と協力して新しい教育活動を作るということです。総合的な学習の時間などが活用できると思います。

理由④→対処法④

理由④:IT関連の知識が少ない

全員がIT関連の知識が少ないということを言いたいのではありません。民間企業で即座に通用するような、プログラミングの力を持っていらっしゃる先生がいることも知っています。そのような先生方にはこの観点は全く当てはまりません。

私が感じているのは、民間企業よりも学校の方がIT関連を苦手している方の割合が多いのではないかということです。特定の先生がいつまでたってもExcelの使い方を学習しようとせず困ったというような経験がある方がより多いのが学校というイメージです。

ただそれは仕方ない点もあると思います。なぜなら、先生方一人一人にパソコンが貸与されるようになったのは民間企業にパソコンが普及したタイミングよりもかなり遅れていたと思われるからです。

対処法④:YouTubeで勉強する

今は、YouTubeで、Word, Excel, PowerPoint のみならず、様々なプログラミング言語までも無料で学習することができます。

先生方は学ぶことが得意だと思われますので、ぜひYouTubeで検索をして、説明が分かりやすい動画をご覧になってください。それぞれの項目を10時間ぐらい勉強をすると基本的な操作はできるようになると思います。

最後に

教員という仕事は大変魅力的な仕事ですが、労働環境が厳しいため、長く続けられないと思われている先生方もいらっしゃるかもしれません。転職をしようと思い情報を集め始めると「教員からの転職は厳しい」という情報に出くわし、モチベーションが下がることもあるでしょう。確かに、民間企業から民間企業への転職と比較すれば、教員から民間企業への転職の方が大変なことは間違いありません。でも、不可能ではないです。大切なことは、納得する結果が出るまで努力を継続することだと思います。この記事をお読みいただいた先生方が、希望の仕事に就かれることを願っています。