若狭高校・武生高校・高志高校・藤島高校の進学実績を比較してみた!

高校受験に役立つ情報
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こんにちは、EduConです

今回は福井県の進学校である、若狭高等学校、武生高等学校、高志高等学校、藤島高等学校の大学合格実績を取り上げます。

読者として想定している方は、

  • 福井県の公立高校を受験する予定の方
  • 母校の現在の進学実績を知りたい方

です。

上記以外の高校の進学実績に関しては「地域別に有名進学校の進学実績をまとめました」に目次を作成しておりますのでそちらをご参照ください。

目次から必要な情報を選択して読んいただけると嬉しいです。

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用語の定義と調査方法

用語の定義

用語 定義
東京一工 東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学の4校です。
難関10大学 駿台が難関10大学と定義している、北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学の10校です。

調査方法

卒業生総数、合格者数に関しては、学校の公式ウェブサイトに掲載されている進路情報を中心に、必要に応じてインターエデュ2020年高等学校東大・京大・難関大学合格者数及びサンデー毎日(2020年4月12日)の記事から引用をしています。

若狭高校に関しては、公式ウェブサイトに2019年度(平成30年度)入試の進学実績までしか公表されていませんでした。そのため、データなしとして扱っています。

若松高校・武生高校・高志高校・藤島高校の大学合格実績の特徴

保護者
保護者

武生高校・高志高校・藤島高校の進学実績の比較だと、合格者数・合格率ともに藤島高校が1位のように思うのですが、実際はどうなのですか?

EduCon
EduCon

まず最初にお伝えしたいのが、現役生の進学実績を公表していない高校があるため、現役生に限った場合の、比較ができないということです。なので、現役生と既卒生を合算した場合の合格率で説明したいと思います。最初に大学グループごとの合格者率を表1に示しますね。各大学グループにおいて青字の学校が合格率1位の学校になります。

表1 大学グループ毎の合格率の比較

  若松高校 武生高校 高志高校 藤島高校
東京一工 NA 1.3% 1.5% 11.2%
難関10大学 NA 6.0% 11.7% 28.7%
福井県内・石川県内の国公立大学 NA 34.5% 28.2% 30.9%
早慶上智理科大 NA 2.2% 3.8% 23.8%
関関同立 NA 38.4% 45.5% 81.4%

 

保護者
保護者

福井県内・石川県内の国公立大学の合格率を除き藤島高校が1位なのですね。

EduCon
EduCon

藤島高校以外の高校では国公立大学医学部医学科の合格者数が公表されていないので、国公立大学医学部医学科の合格率が分からないのですが、難関国公立大学の合格率という観点では藤島高校が1位なのかなと感じます。

保護者
保護者

大学別の合格者数と合格率にも興味があります。

EduCon
EduCon

では、合格者数と合格率の詳細を説明していきます。

東大・京大・一橋大・東工大の合格実績の特徴

要約

現役生と既卒生を合算した場合の合格率は藤島高校が11.2%で3校中1位、高志高校が1.5%で3校中2位となっています。

現役生及び既卒生

合格者数と合格率

東大・京大・一橋大・東工大の4校に関して、現役生と既卒生を合算した場合の合格者数及び合格率を表2に示します。

表2  現役生と既卒生を合算した場合における東大・京大・一橋大・東工大の合格者数と合格率

 

  若狭高校 武生高校 高志高校 藤島高校
東京大学 NA 1 1 10
京都大学 NA 2 3 23
一橋大学 NA 1 0 2
東京工業大学 NA 0 0 4
合格者総数 NA 4 4 39
卒業生総数 304 315 266 349
東京一工合格率 NA 1.3% 1.5% 11.2%

 

EduCon
EduCon

合格者数でも合格率でも藤島高校が4校中1位ですね。

保護者
保護者

福井県内の公立高校の中では、藤島高校の合格率が高いですね。この合格率は、他の都道府県の進学校と比較するとどのようなレベルになるのですか。

EduCon
EduCon

筑波大附属駒場高校の東京一工の合格率が62.1%、灘高校のその合格率が60.5%ですので、両校と比較するとそれらは高いとは言えないです。ただ、筑駒も灘も一部高入生を受け入れているとはいえ中高一貫教育を実施している学校ですから、それらの学校と比較する必要はないと思います。以前「小学生に中学受験の勉強を勧める3つの理由」という記事で少し触れましたが、中学受験の勉強をしてきたかどうかという点が大きく影響していますので。

保護者
保護者

では、中高一貫校に進学できなかったら東京一工レベルの大学に進学することはかなり厳しくなると考えた方が良いのですか?
公立小学校 → 公立中学校 → 公立高校 という進路では、そのような難関大に合格することは難しいのでしょうか?

EduCon
EduCon

確かに中学受験をしている子供とそうでない子供の学力を中学1年生時点で比較すれば、それは中学受験を経験している子供の学力の方が圧倒的に上です。
ところが、中高一貫校に進学した生徒が6年間真剣に勉強し続けるかというと、決してそういうわけでもないのです。私の中高一貫校の勤務経験だけからの判断ですが、6年間手を抜くことなく頑張り続けることができる生徒は10%未満です。なので、公立小学校 → 公立中学校 → 公立高校 という進路でも十分に勝負はできます。

保護者
保護者

具体的には何をすれば良いのですか?

EduCon
EduCon

中高一貫校を受験する生徒と同じ時期から勉強をして、中学入学後は中高一貫校の進度に合わせて学習を進めれば大丈夫です。英語と数学の先取り学習が最重要ポイントです。詳細は、「公立でも大丈夫!小学3年生から始める難関大合格のための学習法」に書いたのでもしよろしければ、ご覧になってください。

難関10大学

要約

現役生と既卒生を合算した場合の合格率は、高志高校が11.7%で3校中1位、藤島高校が28.7%で3校中2位となっています。

現役生及び既卒生

合格者数と合格率

現役生と既卒生を合算した場合の、「難関10大学」の合格者数及び合格率を表3に示します。

表3「難関10大学」への合格者数及び合格率の比較

  若狭高校 武生高校 高志高校 藤島高校
東京大学 NA 1 1 10
京都大学 NA 2 3 23
一橋大学 NA 1 0 2
東京工業大学 NA 0 0 4
北海道大学 NA 1 4 5
東北大学 NA 1 0 2
名古屋大学 NA 8 13 16
大阪大学 NA 3 3 18
神戸大学 NA 2 6 18
九州大学 NA 0 1 2
合格者総数 NA 19 31 100
卒業生総数 304 315 266 349
合格率 NA 6.0% 11.7% 28.7%

 

EduCon
EduCon

「難関10大学」の合格率に関しては、藤島高校が28.7%で3校中1位となっていることがわかります。

保護者
保護者

「難関10大学」の合格者率に関しては、「東京一工」の合格者率と比較して、高志高校と武生高校の合格率の差が大きくなるのですね。

福井県内・石川県内の国公立大学

武生高校に関しては、石川県立大学・石川県立看護大学・金沢芸術工芸大学の合格実績が、高志高校に関しては、敦賀市立看護大学・石川県立大学・石川県立看護大学・金沢芸術工芸大学の合格実績がそれぞれ開示されていませんでした。そのため今回の集計では合格者は0人として扱っています。

要約

現役生と既卒生を合算した場合の合格率は、武生高校が34.6%で3校中1位、藤島高校が30.9%で3校中2位でした。

現役生及び既卒生

合格者数と合格率

現役生と既卒生を合算した場合の、「福井県内・石川県内の国公立大学」の合格者数及び合格率を表4に示します。

表4「福井県内・石川県内の国公立大学」への合格者数及び合格率の比較

 

  若狭高校 武生高校 高志高校 藤島高校
福井大学 NA 47 42 39
福井県立大学 NA 18 13 4
敦賀市立看護大学 NA 1 0 0
金沢大学 NA 43 20 65
石川県立大学 NA 0 0 0
石川県立看護大学 NA 0 0 0
金沢美術工芸大学 NA 0 0 0
合格者総数 NA 109 75 108
卒業生総数 304 315 266 349
合格率 NA 34.6% 26.2% 30.9%

 

早慶上智理科大

要約

現役生と既卒生を合算した場合の合格率は、藤島高校が23.8%で3校中1位、高志高校が3.8%で3校中2位となっています。

現役生及び既卒生

合格者数と合格率

早慶上智理科大の合格者数及び合格率を表5に示します。

表5 早慶上智理科大への合格者数及び合格率の比較

 

  若狭高校 武生高校 高志高校 藤島高校
早稲田大学 NA 3 4 44
慶應義塾大学 NA 3 3 14
上智大学 NA 0 0 9
東京理科大学 NA 1 3 16
合格者総数 NA 7 10 83
卒業生総数 304 315 266 349
合格率 NA 2.2% 3.8% 23.8%

 

EduCon
EduCon

表5より早慶上智理科大の合格率では、藤島高校が1位であることがわかります。

関関同立

要約

現役生と既卒生を合算した場合の合格率は、藤島高校が81.4%で3校中1位、高志高校が45.5%で3校中2位となっています。

現役生及び既卒生

合格者数と合格率

現役生と既卒生を合算した場合の、関関同立の合格者数及び合格率を表6に示します。

表6 関関同立への合格者数及び合格率の比較

  若狭高校 武生高校 高志高校 藤島高校
関西大学 NA 16 26 34
関西学院大学 NA 13 16 28
同志社大学 NA 21 28 65
立命館大学 NA 71 51 157
合格者総数 NA 121 121 284
卒業生総数 304 315 266 349
合格率 NA 38.4% 45.5% 81.4%

EduCon
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表6より、現役生と既卒生を合算した場合の関関同立の合格率は、藤島高校が1位であることがわかります。

保護者の方に役立つ情報

登下校時の不安を軽減するためのオススメのGPS端末

子供が勉強に対するやる気がなくて困っている

小学生の子供に中学受験に向けて頑張るメリットを伝えたい

中学校・高校の先生が良い先生なのか判断ができない

中学生・高校生のお子様が志望大学を決められない

高校生・大学生のお子様がやりたいことを見つけられない

世界大学ランキングの上位校に交換留学可能な大学を知りたい

最後に

学校の価値は進学実績だけで測定できるものではありません。

どんなに進学実績が良い学校であっても、その学校の生徒が学校生活を楽しんでいなければ本末転倒です。何より大切なことは卒業した生徒本人がその学校に通ってよかったと思っているかどうかです。

その生徒の満足度を決定する要素は実に多様であり、生徒によっては進学先がその満足度に強い影響を及ぼすかもしれませんが、私の経験上そのような生徒は少数派だと思います。また、学校での学習だけが進学実績に影響を及ぼしている訳ではなく、塾や通信添削がそれに影響を与えていることも重々承知しています。

だから、学校選択においては、お子様がその学校に進学すると仮定した場合に、日々楽しそうに学校に通う姿を想像できるかという観点が非常に重要だと思っています。

しかし、進学校と言われる高等学校を選択される生徒及び保護者の方が、各学校の進学実績を学校選択の一つ重要な指標とみなしていることはほぼ間違いないと思います。そのため、今回の記事を進路選択の際の1つの参考資料として扱っていただければ幸いです。

個人で調査をしておりますので、数値に誤りがある可能性があります。誤りがありましたらご指摘いただければ修正いたします。