こんにちは、EduCon(@Edu_Con_2019)です。
今回は、東京都の中高一貫校10校のうちの4校、具体的には、
東京都立桜修館中等教育学校(目黒区)
東京都立両国高等学校(墨田区)
東京都立武蔵高等学校(武蔵野市)
東京都立小石川中等教育学校(文京区)
の進学実績を比較しています。それ以外の高校の進学実績に関しては「地域別に有名進学校の進学実績をまとめました」に目次を作成しておりますのでそちらをご参照ください。
長い文章ですので目次から必要な情報を選択して読んでください。
用語の定義
用語 | 定義 |
東京一工 | 東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学の4校です。 |
難関10大学 | 駿台が難関10大学と定義している、北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学の10校です。 |
都立桜修館・都立両国・都立武蔵・都立小石川の大学合格実績の特徴
まず、それぞれの学校の大学合格実績の特徴を紹介します。
- 都立桜修館は、現役生のみに限った場合でも、現役生と既卒生を合算した場合でも、「東京一工」の合格率が4校中2位となっています。
- 都立両国は、「東京一工」の現役合格率が8.3%で4校中3位となっています。また、「東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科 」の現役合格率が7.8%で、4校中3位になっています。
- 都立武蔵は、「難関10大学+国公立大学医学部医学科」の現役合格率が16.3%で、4校中2位になっています。また、「国公立大学医学部医学科」の現役合格率が4.6%で、4校中1位になっています。
- 都立小石川は「東京一工」の現役合格率が17.3%で4校中1位になっています。現役生と既卒生を合計した場合の「東京一工」の合格率に関しても18.0%と4校中1位になっています。また、「難関10大学+国公立大学医学部医学科」の現役合格率が19.3%で4校中1位に、現役生と既卒生を合計した場合の合格率も23.3%で4校中1位になっています。THE世界大学ランキングで15位のUniversity College London、同36位のKing’s College Londonや、U.S.News 2020 Best National Liberal Arts Collegesで15位のColby Collegeを含めて、のべ9名の生徒が海外大学に合格している点も都立小石川の特徴と言えます。
調査方法
以下のウェブサイトに記載されている数値を引用しました。
- 都立桜修館の2020年度大学入試状況
- 都立桜修館 インターエデュ2020年東大・京大・難関大学合格者数
- 都立両国の合格実績
- 都立両国インターエデュ2020年東大・京大・難関大学合格者数
- 都立武蔵の進学実績
- 都立武蔵インターエデュ2020年東大・京大・難関大学合格者数
- 都立小石川大学入試合格者数
- 都立小石川インターエデュ2020年東大・京大・難関大学合格者数
卒業生数に関しては、現役生のみの合格率を計算する場合も、現役生と既卒生を合算しての合格率を計算する場合も、2020年度の卒業生数を用いています。
各高校の中学入試時点での難易度
各高校の中学入試時点での難易度は以下の通りです。
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
首都圏模試男子 | 65 | 68 | 65 | 71 |
首都圏模試女子 | 67 | 66 | 64 | 72 |
日能研男子 | 59 | 58 | 63 | 67 |
日能研女子 | 59 | 58 | 63 | 67 |
四谷大塚男子 | 60 | 60 | 62 | 66 |
四谷大塚女子 | 62 | 63 | 65 | 66 |
平均 | 62.0 | 62.2 | 63.7 | 68.2 |
この4校の中では都立小石川の難易度が最も高いと考えられます。
東大・京大・一橋大・東工大の合格実績の特徴
要約
- 東大・京大・一橋大・東工大の合格率では、現役生に限った場合でも、現役生と既卒生を合算した場合でも、都立小石川が4校中1位となっています。
- 現役生に限った場合でも、現役生と既卒生を合算した場合でも、中学入試時点の偏差値と東大・京大・一橋大・東工大の4校の合格率との間には相関関係はありません。
現役生
合格者数と合格率
東大・京大・一橋大・東工大の4校の現役合格者数及び現役合格率を表1に示します。
表1 東大・京大・一橋大・東工大の現役合格者数及び現役合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
東京大学 | 6 | 5 | 7 | 10 |
京都大学 | 0 | 0 | 0 | 5 |
一橋大学 | 2 | 2 | 3 | 8 |
東京工業大学 | 5 | 9 | 5 | 3 |
現役合格者総数 | 13 | 16 | 15 | 26 |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 |
東京一工現役合格率 | 9.4% | 8.3% | 7.7% | 17.3% |
東京一工の現役合格率に関しては、都立小石川が17.3%で首位となっています。都立小石川は東大と京大の双方に合格者数が出ています。
中学入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、中学入試時点の偏差値と東京一工の合格率を図1に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-001図1 中学入試時点の偏差値と東京一工の合格率
中学入試時点の偏差値と東大・京大・一橋大・東工大の4校の合格率との間には相関関係がありません。中学入試時点の偏差値では4校中4位だった都立桜修館の現役合格率が4校中2位になっている点が特徴としてあげられます。
現役生及び既卒生
合格者数と合格率
東大・京大・一橋大・東工大の4校に関して、現役生と既卒生を合算した場合の合格者数及び合格率を表2に示します。
表2 東大・京大・一橋大・東工大の合格者数と合格率
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
東京大学 | 9 | 6 | 8 | 10 |
京都大学 | 1 | 0 | 0 | 5 |
一橋大学 | 2 | 3 | 5 | 8 |
東京工業大学 | 7 | 9 | 6 | 4 |
合格者総数 | 19 | 18 | 19 | 27 |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 |
東京一工合格率 | 13.7% | 9.3% | 9.7% | 18.0% |
現役生と既卒生を合算した場合の東京一工の合格率に関しても、都立小石川が4校中1位となっていることがわかります。
中学入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、中学入試時点の偏差値と東京一工の合格率を図2に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-002図2 中学入試時点の偏差値と東京一工の合格率
図2より、現役生及び既卒生を合算した場合も、中学入試時点の偏差値と東大・京大・一橋大・東工大の4校の合格率との間に相関関係がないことがわかります。
現役合格率と既卒合格率
東大・京大・一橋大・東工大の4校に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表3に示します。
表3 東大・京大・一橋大・東工大の合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
現役生の合格率 | 9.4% | 8.3% | 7.7% | 17.3% |
既卒生の合格率 | 4.3% | 1.0% | 2.0% | 0.7% |
現役生及び既卒生の合格率 | 13.7% | 9.3% | 9.7% | 18.0% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。 現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図3に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-003図3 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表3と図3から、都立両国と都立小石川に関しては現役で合格する生徒の割合が大きく、都立桜修館と都立武蔵はその割合が小さいことがわかります。
難関国公立大学の文系学部・理系学部
要約
- 難関国公立大学の文系学部の合格率に関しては、現役生に限った場合は、都立小石川が8.7%で1位、都立桜修館が2.9%で2位となっています。現役生と既卒生を合算した場合には、都立小石川が8.7%で1位、都立桜修館と都立武蔵が3.6%で同率2位となっています。
- 難関国公立大学の理系学部の合格率に関しては、現役生に限った場合は、都立小石川が11.3%で1位、都立武蔵が9.7%で2位となっています。現役生と既卒生を合算した場合には、都立小石川が14.0%で1位、都立桜修館が11.5%で2位となっています。
現役生
合格者数と合格率
東大文系 + 京大文系 + 一橋大学に関する現役合格者数及び現役合格率を表4に示します。
表4 東大文系 + 京大文系 + 一橋大学への現役合格者数及び現役合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | ||
東京大学 | 文系 | 2 | 1 | 2 | 3 |
京都大学 | 文系 | 0 | 0 | 0 | 2 |
一橋大学 | 2 | 2 | 3 | 8 | |
東大文系 + 京大文系 + 一橋大学への現役合格者数 | 4 | 3 | 5 | 13 | |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 | |
東大文系 + 京大文系 + 一橋大学への現役合格率 | 2.9% | 1.6% | 2.6% | 8.7% |
表4を見ていただくと、東大文系 、京大文系 、そして一橋大学への現役合格者総数では、都立小石川が13人と4校の中で最も多く、また、それらへの合格率においても、都立小石川が8.7%と最も高くなっていることが分かります。
次に、東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立医学部医学科 に関する現役合格者数及び現役合格率を見てみます(表5)。合格者数の重複を避けるため、国公立医学部医学科の合格者数に、東大理Ⅲと京大医学部医学科の合格者数は含めておりません。
表5 東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立医学部医学科 への現役合格者数及び現役合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | ||
東京大学 | 理系 | 4 | 4 | 5 | 7 |
京都大学 | 理系 | 0 | 0 | 0 | 3 |
東工大 | 5 | 9 | 5 | 3 | |
国公立大学医学部医学科 | 0 | 2 | 9 | 2 | |
東大理系 + 京大理系 + 東工大+ 国公立大学医学部医学科への合格者数 | 9 | 15 | 19 | 15 | |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 | |
東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科への合格率 | 6.5% | 7.8% | 9.7% | 10.0% |
表5から、東大理系 、京大理系 、東工大、そして国公立大学医学部医学科への現役合格者総数では、都立武蔵が19人と4校の中で最も多くなっていることがわかります。一方で、それらへの現役合格率においては、都立小石川が10.0%で4校中1位となっています。
難関文系学部への合格率と難関理系学部への合格率との比較
続いて、「東大文系 + 京大文系 + 一橋大」の合格率と「東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科」の現役合格率を棒グラフにしたものを図4に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-004図4 「東大文系 + 京大文系 + 一橋大」と「東大理系 + 京大理系 + 東工大+ 国公立大学医学部医学科」の現役合格率
図4から、都立小石川は文系学部・理系学部の双方への進学に、都立桜修館、都立両国、都立武蔵は理系学部への進学に強いと言えそうです。
現役生及び既卒生
合格者数と合格率
既卒生と現役生を合算した場合の、東大文系 + 京大文系 + 一橋大学に関する合格者数及び合格率を表6に示します。
表6 東大文系 + 京大文系 + 一橋大学への合格者数及び合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | ||
東京大学 | 文系 | 2 | 1 | 2 | 3 |
京都大学 | 文系 | 1 | 0 | 0 | 2 |
一橋大学 | 2 | 3 | 5 | 8 | |
東大文系 + 京大文系 + 一橋大学への合格者数 | 5 | 4 | 7 | 13 | |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 | |
東大文系 + 京大文系 + 一橋大学への合格率 | 3.6% | 2.1% | 3.6% | 8.7% |
表6を見ていただくと、現役生と既卒生を合算した場合の「東大文系 、京大文系 、そして一橋大学」への合格者総数では、都立小石川が13人と4校の中で最も多くなっています。また、それらへの合格率においても、都立小石川が8.7%と最も高くなっていることが分かります。
次に、東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科 に関する合格者数及び合格率を見てみます(表7)。合格者数の重複を避けるため、国公立大学医学部医学科の合格者数に、東大理Ⅲと京大医学部医学科の合格者数は含めておりません。
表7 東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科 への合格者数及び合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | ||
東京大学 | 理系 | 7 | 5 | 6 | 7 |
京都大学 | 理系 | 0 | 0 | 0 | 3 |
東工大 | 7 | 9 | 6 | 4 | |
国公立大学医学部医学科 | 2 | 3 | 9 | 5 | |
東大理系 + 京大理系 + 東工大+ 国公立大学医学部医学科への合格者数 | 16 | 17 | 21 | 19 | |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 | |
東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科への合格率 | 11.5% | 8.8% | 10.7% | 12.7% |
表7から、現役生と既卒生を合算した場合の、「東大理系 、京大理系 、東工大、そして国公立大学医学部医学科」への合格者総数では、都立武蔵が21人と4校の中で最も多くなっていることがわかります。一方、それらへの現役合格率については、都立小石川のそれが12.7%と最も高くなっていることが分かります。
難関文系学部への合格率と難関理系学部への合格率との比較
続いて、「東大文系 + 京大文系 + 一橋大」の合格率と「東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科」の合格率の積み上げグラフを図5に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-005図5「東大文系 + 京大文系 + 一橋大」と「東大理系 + 京大理系 + 東工大+ 国公立大学医学部医学科」の合格率
図5から、現役生と既卒生を合算した場合でも、都立小石川は文系学部・理系学部の双方への進学に、都立桜修館、都立両国、都立武蔵は理系学部への進学に強いと言えそうです。
現役合格率と既卒合格率
「東大文系 + 京大文系 + 一橋大学」に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表8に示します。
表8 東大文系 + 京大文系 + 一橋大学 の合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
現役生の合格率 | 2.9% | 1.6% | 2.6% | 8.7% |
既卒生の合格率 | 0.7% | 0.5% | 1.0% | 0.0% |
現役生及び既卒生の合格率 | 3.6% | 2.1% | 3.6% | 8.7% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。 現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図6に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-006図6 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表8と図6から、東大文系 + 京大文系 + 一橋大学に関しては、都立小石川は現役で合格する生徒の割合が極めて高く、都立小石川と比較すると都立桜修館、都立両国、都立武蔵はその割合が低いことが分かります。
続いて、東大理系 + 京大理系 + 東工大+ 国公立大学医学部医学科に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表9に示します。
表9 東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科 の合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
現役生の合格率 | 6.5% | 7.8% | 9.7% | 10.0% |
既卒生の合格率 | 5.0% | 1.0% | 1.0% | 2.7% |
現役生及び既卒生の合格率 | 11.5% | 8.8% | 10.7% | 12.7% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。 「東大理系 + 京大理系 + 東工大+ 国公立大学医学部医学科」に関しての、現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図7に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-007図7 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表9と図7から、東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科 に関しては、都立両国と都立武蔵は現役で合格する生徒の割合が高く、都立桜修館と都立小石川はその割合が低いことが分かります。
難関10大学+国公立大学医学部医学科
要約
- 「難関10大学+国公立大学医学部医学科」の現役合格率に関しては、都立小石川が19.3%で1位になっています。
- 「難関10大学+国公立大学医学部医学科」の現役生と既卒生を合計した合格率に関しても、都立小石川が23.3%と1位になっています。
- 現役生のみに限った場合でも現役生と既卒生を合算した場合でも、中学入試時点での偏差値と「難関10大学+国公立大学医学部医学科」の合格率との間には相関関係がありません。
現役生
合格者数と合格率
「難関10大学+国公立大学医学部医学科」の現役合格者数及び現役合格率を表10に示します。
表10 「難関10大学+国公立大学医学部医学科」への合格者数及び合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
東京大学 | 6 | 5 | 7 | 10 |
京都大学 | 0 | 0 | 0 | 5 |
一橋大学 | 2 | 2 | 3 | 8 |
東京工業大学 | 5 | 9 | 5 | 3 |
北海道大学 | 2 | 3 | 6 | 1 |
東北大学 | 1 | 2 | 1 | 0 |
名古屋大学 | 0 | 0 | 1 | 0 |
大阪大学 | 1 | 0 | 0 | 0 |
神戸大学 | 0 | 0 | 0 | 0 |
九州大学 | 0 | 1 | 0 | 0 |
国公立大学医学部医学科(上記の大学のそれは除く) | 0 | 1 | 9 | 2 |
現役合格者総数 | 17 | 23 | 32 | 29 |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 |
「難関10大学+国公立大学医学部医学科」現役合格率 | 12.2% | 11.9% | 16.3% | 19.3% |
表10より「難関10大学+国公立大学医学部医学科」の現役合格率は、都立小石川が1位となっていることがわかります。
中学入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、中学入試時点の偏差値と「難関10大学+国公立大学医学部医学科」への現役合格率を図8に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-008図8 中学入試時点の偏差値と「難関10大学+国公立大学医学部医学科」現役合格率
中学入試時点での偏差値と「難関10大学+国公立大学医学部医学科」の合格率との間には相関関係がありません。
現役生及び既卒生
合格者数と合格率
「難関10大学+国公立大学医学部医学科」の合格者数及び合格率を表11に示します。
表11 「難関10大学+国公立大学医学部医学科」への合格者数及び合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
東京大学 | 9 | 6 | 8 | 10 |
京都大学 | 1 | 0 | 0 | 5 |
一橋大学 | 2 | 3 | 5 | 8 |
東京工業大学 | 7 | 9 | 6 | 4 |
北海道大学 | 3 | 3 | 7 | 3 |
東北大学 | 1 | 4 | 1 | 1 |
名古屋大学 | 0 | 0 | 1 | 0 |
大阪大学 | 1 | 0 | 0 | 0 |
神戸大学 | 0 | 0 | 0 | 0 |
九州大学 | 0 | 1 | 0 | 0 |
国公立大学医学部医学科(上記の大学のそれは除く) | 2 | 1 | 9 | 4 |
合格者総数 | 26 | 27 | 37 | 35 |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 |
「難関10大学+国公立大学医学部医学科」 合格率 | 18.7% | 14.0% | 18.9% | 23.3% |
現役生と既卒生を合算した場合の、「難関10大学+国公立大学医学部医学科」の合格率は、都立小石川が1位となっていることがわかります。
中学入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、次に、中学入試時点の偏差値と「難関10大学+国公立大学医学部医学科」への合格率を図9に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-009図9 中学入試時点の偏差値と「難関10大学+国公立大学医学部医学科」への合格率
現役生と既卒生を合算した場合には、中学入試時点での偏差値では4校中4位だった都立桜修館の「「難関10大学+国公立大学医学部医学科」の合格率が4校中3位となっています。
現役合格率と既卒合格率
「難関10大学+国公立大学医学部医学科」に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表12に示します。
表12「難関10大学+国公立大学医学部医学科」の合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
現役生の合格率 | 12.2% | 11.9% | 16.3% | 19.3% |
既卒生の合格率 | 6.5% | 2.1% | 2.6% | 4.0% |
現役生及び既卒生の合格率 | 18.7% | 14.0% | 18.9% | 23.3% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。 現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図10に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-010図10 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表12と図10から、「難関10大学+国公立大学医学部医学科」に関しては、都立両国、都立武蔵、都立小石川に関しては現役で合格する生徒の割合が高く、都立桜修館に関しては現役で合格する生徒の割合が低いことがわかります。
国公立大学医学部医学科
要約
- 現役生に限った場合の「国公立大学医学部医学科」の合格率に関しては、都立武蔵が4.6%で1位となっています。
- 現役生と既卒生を合算した場合の「国公立大学医学部医学科」の合格率に関しても、都立武蔵が4.6%で1位となっています。
- 現役生に限った場合でも、現役生と既卒生を合算した場合でも、中学入試時点での偏差値では4校中2位であった都立武蔵の「国公立大学医学部医学科」の合格率が4校中1位となっています。
現役生
合格者数と合格率
国公立大学医学部医学科の現役合格者数及び現役合格率を表13に示します。
表13 国公立大学医学部医学科への現役合格者数及び現役合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
国公立大学医学部医学科現役合格者総数 | 0 | 2 | 9 | 2 |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 |
国公立大学医学部医学科現役合格率 | 0.0% | 1.0% | 4.6% | 1.3% |
表13より、国公立大学医学部医学科の現役合格率は、都立武蔵が1位となっていることが分かります。
中学入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、中学入試時点の偏差値と国公立大学医学部医学科への現役合格率を図11に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-011図11 中学入試時点の偏差値と国公立大学医学部医学科への現役合格率
中学入試時点での偏差値と国公立大学医学部医学科の合格率との間には相関関係がありません。
現役生及び既卒生
合格者数と合格率
現役生と既卒生を合算した場合における国公立大学医学部医学科の合格者数及び合格率を表14に示します。
表14 国公立大学医学部医学科への合格者数及び合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
国公立大学医学部医学科合格者総数 | 2 | 3 | 9 | 5 |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 |
国公立大学医学部医学科合格率 | 1.4% | 1.6% | 4.6% | 3.3% |
表14より、現役生と既卒生を合算した場合の国公立大学医学部医学科の合格率においても、都立武蔵が4校中1位であることが分かります。
中学入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、中学入試時点の偏差値と国公立大学医学部医学科への合格率を図12に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-012図12 中学入試時点の偏差値と国公立大学医学部医学科への合格率
現役生と既卒生を合算した場合、中学入試時点での偏差値では4校中2位であった都立武蔵の「国公立大学医学部医学科」の合格率が4校中1位となっています。
現役合格率と既卒合格率
国公立大学医学部医学科に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表15に示します。
表15 国公立大学医学部医学科の合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
現役生の合格率 | 0.0% | 1.0% | 4.6% | 1.3% |
既卒生の合格率 | 1.4% | 0.5% | 0.0% | 2.0% |
現役生及び既卒生の合格率 | 1.4% | 1.6% | 4.6% | 3.3% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。 現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図13に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-013図13 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表15と図13から、国公立大学医学部医学科に関しては、都立武蔵に関しては現役で合格する生徒の割合が高く、都立桜修館、都立両国、都立小石川に関しては現役で合格する生徒の割合が低いことがわかります。
早慶上智理科大
要約
- 早慶上智理科大の合格率に関しては、現役生のみの場合でも、現役生と既卒生を合算した場合でも、都立小石川が4校中1位となっています。
- 中学入試時点での偏差値と早慶上智理科大への合格率との間には相関関係がありません。
現役生
合格者数と合格率
早慶上智理科大の現役合格者数及び現役合格率を表16に示します。
表16 早慶上智理科大への現役合格者数及び現役合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
早稲田大学 | 42 | 59 | 43 | 56 |
慶應義塾大学 | 32 | 14 | 18 | 31 |
上智大学 | 21 | 14 | 11 | 19 |
東京理科大学 | 31 | 70 | 22 | 39 |
現役合格者総数 | 126 | 157 | 94 | 145 |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 |
早慶上智理科大現役合格率 | 90.6% | 81.3% | 48.0% | 96.7% |
表16より早慶上智理科大の現役合格者総数では、都立両国が157人と4校の中で最も多くなっていることが分かります。一方、それらへの現役合格率においては、都立小石川が96.7%と4校中1位となっていることが分かります。
中学入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、中学入試時点の偏差値と早慶上智理科大への現役合格率を図14に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-014図14 中学入試時点の偏差値と早慶上智理科大への現役合格率
現役生の場合、中学入試時点での偏差値と早慶上智理科大への合格率との間には相関関係がないことが分かります。
現役生及び既卒生
合格者数と合格率
現役生及び既卒生を合算した場合の早慶上智理科大の合格者数及び合格率を表17に示します。
表17 早慶上智理科大への合格者数及び合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
早稲田大学 | 49 | 67 | 50 | 59 |
慶應義塾大学 | 34 | 19 | 19 | 33 |
上智大学 | 23 | 19 | 12 | 20 |
東京理科大学 | 36 | 77 | 29 | 46 |
合格者総数 | 142 | 182 | 110 | 158 |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 |
早慶上智理科大合格率 | 102.2% | 94.3% | 56.1% | 105.3% |
表16より、現役生と既卒生を合算した場合、早慶上智理科大の合格者総数では、都立両国が182人と4校の中で最も多くなっていることが分かります。一方で、それらへの現役合格率においては、都立小石川が105.3%と4校中1位となっていることが分かります。
中学入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、中学入試時点の偏差値と早慶上智理科大への合格率を図15に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-015図15 中学入試時点の偏差値と早慶上智理科大への合格率
現役生及び既卒生を合算した場合、中学入試時点の偏差値と早慶上智理科大の合格率との間には、明確な関係性がないことが分かります。
現役合格率と既卒合格率
早慶上智理科大に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表18に示します。
表18 早慶上智理科大の合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
現役生の合格率 | 90.6% | 81.3% | 48.0% | 96.7% |
既卒生の合格率 | 11.5% | 13.0% | 8.2% | 8.7% |
現役生及び既卒生の合格率 | 102.2% | 94.3% | 56.1% | 105.3% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。 現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図16に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-016図16 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表18と図16から、早慶上智理科大に関しては、 いずれの学校も現役で合格する生徒の割合が高いことがわかります。
私立大学医学部医学科
要約
- 現役生に限った場合の「私立大学医学部医学科」の合格率に関しては、都立小石川が2.7%で1位となっています。
- 現役生と既卒生を合算した場合の「私立大学医学部医学科」の合格率に関しても、都立小石川が5.3%で1位となっています。
現役生
合格者数と合格率
私立大学医学部医学科の現役合格者数及び現役合格率を表19に示します。
表19 私立大学医学部医学科への現役合格者数及び現役合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
私立大学医学部医学科現役合格者総数 | 0 | 2 | 1 | 4 |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 |
私立大学医学部医学科現役合格率 | 0.0% | 1.0% | 0.5% | 2.7% |
表19より、私立大大学医学部医学科の現役合格率では、都立小石川のそれが高くなっていることが分かります。
中学入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、中学入試時点の偏差値と私立大学医学部医学科への現役合格率を図17に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-017図17 中学入試時点の偏差値と私立大学医学部医学科への現役合格率
中学入試時点での偏差値と国公立大学医学部医学科の合格率との間には相関関係がないことが分かります。
現役生及び既卒生
合格者数と合格率
私立大学医学部医学科の合格者数及び合格率を表20に示します。
表20 私立大学医学部医学科への合格者数及び合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
私立大学医学部医学科合格者総数 | 0 | 3 | 1 | 8 |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 |
私立大学医学部医学科合格率 | 0.0% | 1.6% | 0.5% | 5.3% |
表20より、私立大大学医学部医学科の合格率では、都立小石川が4校中1位となっていることが分かります。
中学入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、中学入試時点の偏差値と私立大学医学部医学科への合格率を図18に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-018図18 中学入試時点の偏差値と私立大学医学部医学科への現役合格率
中学入試時点の偏差値と私立大学医学部医学科の現役合格率との間には、相関関係がないことが分かります。
現役合格率と既卒合格率
私立大学医学部医学科に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表21に示します。
表21 私立大学医学部医学科の合格率の比較
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
現役生の合格率 | 0.0% | 1.0% | 0.5% | 2.7% |
既卒生の合格率 | 0.0% | 0.5% | 0.0% | 2.7% |
現役生及び既卒生の合格率 | 0.0% | 1.6% | 0.5% | 5.3% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。 現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図19に示します。
oshukan-musashi-ryogoku-koishikawa-019図19 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表21と図19から、私立大学医学部医学科に関しては、いずれの学校も現役で合格する生徒の割合が低いことがわかります。
海外大学への合格実績
THE世界大学ランキング上位100位以内
THEのWorld University Rankings 2020の100位以内に位置する海外大学への合格者数を、表22に示します。
表22 THE世界大学ランキング上位100位以内の海外大学の合格者数
順位 | 大学名 | 都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 |
15 | University College London | 0 | 0 | 0 | 1 |
36 | King’s College London | 0 | 0 | 0 | 1 |
合計 | 0 | 0 | 0 | 2 |
都立小石川の生徒が、THE世界大学ランキング上位100位以内の大学に合格していることが分かります。
U.S.News 2020 Best National Liberal Arts Colleges 上位30位以内
Liberal Arts Collegesという名前を聞きなれない方もいらしゃるかもしれません。ベネッセのサイトでは、UniversityとLiberal Arts Collageとの違いが以下のように説明されています。
アメリカの総合大学(University)ですが、大学課程での学びをベースに発展させ、専門性の高い大学院での研究に注力するのが大きな特徴になっています。大学院レベルの研究に対応した設備やリソースが整備され、大学規模も大きく、一つの分野での深い専門性を身につけることができます。
それに対して、リベラルアーツカレッジ(Liberal Arts College)は、実用性・専門性よりも、幅広い知識や教養を身につけることに主眼が置かれ、学生への“人間教育”を重視している点が大きな特徴です。学生参加型の授業が中心で、人文・社会・自然科学や芸術など多種多様な学問に、自分の興味に合わせて自由にチャレンジすることができます。
Universityであるハーバード大学やスタンフォード大学などが日本では有名ですが、アメリカのLiberal Arts Collegesには、それらの大学と同じように高く評価されている大学が複数あります。今回は、アメリカのLiberal Arts Collegesのランキングの1つであるU.S.News 2020 Best National Liberal Arts Collegesの上位100位以内に位置する海外大学に関して、4校の合格者数と合格率を調査しました。
まずU.S.News 2020 Best National Liberal Arts Collegesの上位100位以内に位置する大学への合格者数を大学名別に示します(表23)。合格者が出ている大学のみを掲載しています。
表23 U.S.News 2020 Best National Liberal Arts Colleges上位100位以内の大学の合格者数
順位 | 大学名 | 都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 |
15 | Colby College |
0 | 0 | 0 | 1 |
47 | Knox College | 1 | 0 | 0 | 0 |
合計 | 1 | 0 | 0 | 1 |
表23より、都立桜修館と都立小石川からそれぞれ1名の生徒がU.S.News 2020 Best National Liberal Arts Colleges上位100位以内の大学に合格していることが分かります。
海外大学
現役生と既卒生を合算した場合の海外大学への合格者数と合格率を表24に示します。
表24 海外大学への合格者数と合格率
都立桜修館 | 都立両国 | 都立武蔵 | 都立小石川 | |
海外大学合格者総数 | 1 | 0 | 0 | 9 |
卒業生総数 | 139 | 193 | 196 | 150 |
海外大学合格率 | 0.7% | 0.0% | 0.0% | 6.0% |
表24より海外大学への合格者数に関しては都立小石川が1位となっていることが分かります。また、合格率に関しても同様に都立小石川が1位になっています。
保護者の方に役立つ情報
登下校時の不安を軽減するためのオススメのGPS端末
子供が勉強に対するやる気がなくて困っている
小学生の子供に中学受験に向けて頑張るメリットを伝えたい
中学校・高校の先生が良い先生なのか判断ができない
中学生・高校生のお子様が志望大学を決められない
高校生・大学生のお子様がやりたいことを見つけられない
世界大学ランキングの上位校に交換留学可能な大学を知りたい
最後に
学校の価値は進学実績だけで測定できるものではありません。どんなに進学実績が良い学校であっても、その学校の生徒が学校生活を楽しんでいなければ本末転倒です。
何より大切なことは卒業した生徒本人がその学校に通ってよかったと思っているかどうかです。その生徒の満足度を決定する要素は実に多様であり、生徒によっては進学先がその満足度に強い影響を及ぼすかもしれませんが、私の経験上そのような生徒は少数派だと思います。また、学校での学習だけが進学実績に影響を及ぼしている訳ではなく、塾や通信添削がそれに影響を与えていることも重々承知しています。だから、学校選択においては、お子様がその学校に進学すると仮定した場合に、日々楽しそうに学校に通う姿を想像できるかという観点が非常に重要だと思っています。
しかし、進学校と言われる高等学校を選択される生徒及び保護者の方が、各学校の進学実績を学校選択の一つ重要な指標とみなしていることはほぼ間違いないと思います。そのため、今回の記事を進路選択の際の1つの参考資料として扱っていただければ幸いです。 個人で調査をしておりますので、数値に誤りがある可能性があります。誤りがありましたらご指摘いただければ修正いたします。