こんにちは、EduCon(@Edu_Con_2019)です。
今回は東京都の進学指導重点校である戸山高等学校、国立高等学校、西高等学校、日比谷高等学校の大学合格実績を取り上げます。
読者として想定している方は、
- 東京都の進学指導重点校を受験する予定であり、戸山高等学校、国立高等学校、西高等学校、日比谷高等学校のうちどの高校を第一志望校とするかを決めかねている方
です。
上記4校の併願校となる可能性がある学校の進学実績については、「巣鴨、城北、桐朋、戸山の大学合格実績を比較してみた!」及び、中学受験を想定した情報になりますが「男子御三家(武蔵・麻布・開成)と筑駒の進学実績を比較してみた!」にまとめてあります。
上記以外の高校の進学実績に関しては「地域別に有名進学校の進学実績をまとめました」に目次を作成しておりますのでそちらをご参照ください。
目次から必要な情報を選択して読んいただけると嬉しいです。
戸山・国立・西・日比谷の大学合格実績の特徴
それぞれの高校の大学合格実績の特徴を紹介します。
- 戸山は、難関大学に現役で合格者する生徒の割合が大きいことが特徴です。
- 国立は、東大・京大・一橋大・東工大の合格率については、現役生のみに限っても、現役生と既卒生を合計でも、合格率が最も高いです。「東大文系 + 京大文系 + 一橋大学」への現現役合格率が8.5%であり、4校中で最も高い数値となっています。現役生と既卒生を合計した場合の「東京一工、旧帝大(5校)、国公立医学部医学科」の合格率は43.4%で、4校中最も高くなります。
- 西は、現役生と既卒生を合算した場合の「東京一工、旧帝大(5校)、国公立医学部医学科」の合格率が37.7%となっています。一方で、現役での合格率は20.1%となっています。
- 日比谷は、「東京一工、旧帝大(5校)、国公立医学部医学科」の現役合格率が27.3%と4校中1位になっています。医学部に関する日比谷の合格実績は4校の中で突出しており、現役生と既卒生とを合算した場合において、国公立大学医学部医学科の合格率は13.2%、私立大学医学部医学科の合格率は18.1%となっています。
「東京一工+旧帝大+国公立医学部医学科」への合格率が4校の中で最も高い国立でも、その確率は43.4%であり、56.6%の生徒はそれらの大学に合格できていません。もちろん最初からそれらの大学を目指していないという生徒がいる点を考慮する必要はありますが、学力で上位50%程度にいないとそれらの「東京一工+旧帝大+国公立医学部医学科」への合格は難しいというイメージだと思います。
高校入試時点の難易度と難関大学への合格率を比較すると、国立が高校3年間で最も生徒の学力を伸ばしていると言えそうです。
調査方法
戸山高等学校過去5年間の大学合格数推移、インターエデュ2020年戸山高等学校東大・京大・難関大学合格者数、国立高等学校大学合格者数、インターエデュ2020年国立高等学校 東大・京大・難関大学合格者数、西高等学校2020大学合格者数、インターエデュ2020年西高等学校 東大・京大・難関大学合格者数、日比谷高校大学令和2年度入試大学別合格者、インターエデュ2020年日比谷高等学校 東大・京大・難関大学合格者数、に記載されている数値を引用しました。
また、高校入試時の難易度と各大学への合格率を比較するため、高校入試時の難易度を示すためのデータとして2020年度駿台高校受験公開テスト参考資料全国主要高校合格ライン一覧表に記載されている数値を引用しました
各高校の高校入試時点での難易度
駿台高校受験公開テストの偏差値は以下の通りです。なお、いずれの高校も5教科受験です。
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
男子 | 57.8 | 59.1 | 62.0 | 64.6 |
女子 | 57.0 | 58.7 | 62.8 | 65.0 |
平均 | 57.4 | 58.9 | 62.4 | 64.8 |
東大・京大・一橋大・東工大の合格実績の特徴
要約
- 日比谷は東大・京大・一橋大・東工大の4校の中で東大への合格者数が突出して多いことが特徴です。西と国立は、東大と京大にほぼ同数の合格者を出しています。
- 東大・京大・一橋大・東工大の合格率については、現役生のみに限っても、現役生と既卒生を合計でも、国立の合格率が最も高いです。
- 東大・京大・一橋大・東工大の現役合格率に関しては、国立が15.5%、日比谷が14.7%と、西の10.1%、戸山の6.9%より高くなっています。東大・京大・一橋大・東工大への現役合格を目指すならば、国立もしくは日比谷への進学が良いと言えるでしょう。
- 現役生と既卒生を合算した東大・京大・一橋大・東工大の合格率に関しては、国立が25.6%、日比谷が21.8%と、西が19.8%であり、現役生のみの場合と比較すると、国立と日比谷の間で合格率の差が開き、日比谷と西の間で合格率の差が縮まります。なぜなら、3校間で比較すると、日比谷に関しては既卒生の東京一工の合格率が低い一方で、国立と西に関しては既卒生の東京一工の合格率が高いからです。
現役生
合格者数と合格率
東大・京大・一橋大・東工大の4校の現役合格者数及び現役合格率を表1に示します。
表1 東大・京大・一橋大・東工大の現役合格者数及び現役合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
東京大学 | 9 | 8 | 14 | 25 |
京都大学 | 5 | 8 | 4 | 1 |
一橋大学 | 7 | 19 | 11 | 14 |
東京工業大学 | 4 | 14 | 3 | 8 |
現役合格者総数 | 25 | 49 | 32 | 48 |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 |
東京一工現役合格率 | 6.9% | 15.5% | 10.1% | 14.7% |
東京一工の現役合格率に関しては、国立と日比谷のそれが高いことがわかります。
日比谷は東大の合格者数が多く、国立は一橋大の合格者数が多い点が、それぞれの特徴として挙げられます。
高校入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、高校入試時点の偏差値と東京一工の合格率を図1に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-001図1 高校入試時点の偏差値と東京一工の合格率
現役生に関しては、国立を除いて、高校入試時点の偏差値と東京一工の合格率は概ね比例関係にあります。高校入試の難易度を考えると国立の現役合格率は極めて高いと言えます。
現役生及び既卒生
合格者数と合格率
東大・京大・一橋大・東工大の4校に関して、現役生と既卒生を合算した場合の合格者数及び合格率を表2に示します。
表2 現役生と既卒生を合算した場合における東大・京大・一橋大・東工大の合格者数と合格率
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
東京大学 | 12 | 16 | 20 | 40 |
京都大学 | 8 | 16 | 22 | 1 |
一橋大学 | 10 | 30 | 12 | 18 |
東京工業大学 | 5 | 19 | 9 | 12 |
合格者総数 | 35 | 81 | 63 | 71 |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 |
東京一工合格率 | 9.6% | 25.6% | 19.8% | 21.8% |
国立、西は、東大と京大の双方にほぼ同数の合格者が出ていますが、日比谷は京大の合格者は1人しかいません。
日比谷は東大の合格者数が多く、国立は一橋大の合格者数が多い点が、それぞれの特徴として挙げられます。
東京一工の合格率に関しても、国立と日比谷のそれが高いことがわかります。
高校入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、高校入試時点の偏差値と東京一工の合格率を図2に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-002図2 高校入試時点の偏差値と東京一工の合格率
現役生及び既卒生を合算した場合でも、国立を除いて、高校入試時点の偏差値と東京一工の合格率は概ね比例関係にあります。高校入試の難易度を考えると国立の合格率は極めて高いと言えます。
現役合格率と既卒合格率
東大・京大・一橋大・東工大の4校に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表3に示します。
表3 東大・京大・一橋大・東工大の合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
現役生の合格率 | 6.9% | 15.5% | 10.1% | 14.7% |
既卒生の合格率 | 2.8% | 10.1% | 9.7% | 7.1% |
現役生及び既卒生の合格率 | 9.6% | 25.6% | 19.8% | 21.8% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。
現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図3に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-003図3 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表3と図3から、東京一工に関しては、戸山と日比谷に関しては現役で合格する生徒の割合が高く、国立と西に関しては現役で合格する生徒の割合が低いことがわかります。
難関国立大学の文系学部・理系学部
難関国立大学の文系学部は「東大文系 + 京大文系 + 一橋大学」、難関大学の理系学部は「東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立医学部医学科」として調査をしています。
要約
- 難関国立大学の文系学部への現役合格率は国立が1位となっています。また、現役生と既卒生を合計した場合のそこへの合格率も国立が1位となっています。
- 難関国立大学の理系学部への現役合格率は日比谷が1位となっています。日比谷は、難関国立大学の理系学部への現役合格率が15.0%であり、国立の8.9%、西の6.6%、戸山の4.4%と比較すると、その合格率が突出して高いことがわかります。また、そこへの現役生と既卒生を合計した場合の合格率も日比谷が1位となっています。
現役生
合格者数と合格率
東大文系 + 京大文系 + 一橋大学に関する現役合格者数及び現役合格率を表4に示します。
表4 東大文系 + 京大文系 + 一橋大学への現役合格者数及び現役合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | ||
東京大学 | 文系 | 4 | 4 | 3 | 12 |
京都大学 | 文系 | 2 | 4 | 2 | 1 |
一橋大学 | 7 | 19 | 11 | 14 | |
東大文系 + 京大文系 + 一橋大学への現役合格者数 | 13 | 27 | 16 | 27 | |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 | |
東大文系 + 京大文系 + 一橋大学への現役合格率 | 3.6% | 8.5% | 5.9% | 8.3% |
表4を見ていただくと、東大文系 、京大文系 、そして一橋大学への現役合格者総数では、国立と日比谷が多く、また、それらへの合格率においても、国立と日比谷が高くなっていることが分かります。
次に、東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立医学部医学科 に関する現役合格者数及び現役合格率を見てみます(表5)。合格者数の重複を避けるため、国公立医学部医学科の合格者数に、東大理Ⅲと京大医学部医学科の合格者数は含めておりません。
表5 東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立医学部医学科 への現役合格者数及び現役合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | ||
東京大学 | 理系 | 5 | 4 | 11 | 13 |
京都大学 | 理系 | 2 | 4 | 2 | 1 |
東工大 | 4 | 19 | 11 | 14 | |
国公立大学医学部医学科 | 4 | 6 | 5 | 28 | |
東大理系 + 京大理系 + 東工大+ 国公立大学医学部医学科への合格者数 | 16 | 28 | 21 | 41 | |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 | |
東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科への合格率 | 4.4% | 8.9% | 6.6% | 15.0% |
表5から、東大理系 、京大理系 、東工大、そして国公立大学医学部医学科への現役合格者総数では、日比谷が41人と4校の中で最も多くなっていることがわかります。また、それらへの現役合格率においても日比谷のそれが15.0%と最も高くなっていることが分かります。
日比谷は他の3校と比較すると、理系学部の中で医学部に合格する生徒の数が多いことも分かります。
難関文系学部への合格率と難関理系学部への合格率との比較
続いて、東大文系 + 京大文系 + 一橋大の合格者数と東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科 の現役合格率を棒グラフにしたものを図4に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-004図4 「東大文系 + 京大文系 + 一橋大」と「東大理系 + 京大理系 + 東工大+ 国公立大学医学部医学科」の現役合格率
図4から、戸山、西、国立は文理どちらにも強く、日比谷は文理どちらにも強いが、4校間の比較では理系の方の強さが際立っている言えそうです。
文系か理系かをまだ決めかねており、かついずれに進むにせよ最難関国公立大学に進学したい場合には、日比谷か国立が合理的な選択肢であると言えるでしょう。
現役生及び既卒生
合格者数と合格率
東大文系 + 京大文系 + 一橋大学に関して、現役生と既卒生を合算した場合の、合格者数及び合格率を表6に示します。
表6 東大文系 + 京大文系 + 一橋大学への合格者数及び合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | ||
東京大学 | 文系 | 5 | 5 | 5 | 19 |
京都大学 | 文系 | 4 | 9 | 13 | 1 |
一橋大学 | 10 | 30 | 12 | 18 | |
東大文系 + 京大文系 + 一橋大学への合格者数 | 19 | 44 | 30 | 38 | |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 | |
東大文系 + 京大文系 + 一橋大学への合格率 | 5.2% | 13.9% | 9.4% | 11.7% |
表6を見ていただくと、現役生と既卒生を合算した東大文系 、京大文系 、そして一橋大学への合格者総数では、国立が44人と4校の中で最も多く、また、それらへの合格率においても、国立が13.9%と最も高くなっていることが分かります。
次に、東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科 に関する合格者数及び合格率を見てみます(表7)。合格者数の重複を避けるため、国公立大学医学部医学科の合格者数に、東大理Ⅲと京大医学部医学科の合格者数は含めておりません。
表7 東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科 への合格者数及び合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | ||
東京大学 | 理系 | 7 | 11 | 14 | 21 |
京都大学 | 理系 | 3 | 7 | 9 | 0 |
東工大 | 5 | 19 | 9 | 12 | |
国公立大学医学部医学科 | 9 | 15 | 12 | 43 | |
東大理系 + 京大理系 + 東工大+ 国公立大学医学部医学科への合格者数 | 24 | 52 | 44 | 76 | |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 | |
東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科への合格率 | 6.6% | 16.5% | 13.8% | 23.3% |
表7から、現役生と既卒生を合算した、東大理系 、京大理系 、東工大、そして国公立大学医学部医学科への合格者総数では、日比谷が76人と4校の中で最も多くなっていることがわかります。それらへの現役合格率についても日比谷のそれが23.3%と最も高くなっていることが分かります。
このことから、日比谷は他の3校と比較すると、難関国公立大学の理系学部への合格に強いと言えるでしょう。
難関文系学部への合格率と難関理系学部への合格率との比較
続いて、東大文系 + 京大文系 + 一橋大の合格者数と東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科 の合格率の積み上げグラフを図5に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-005図5「東大文系 + 京大文系 + 一橋大」と「東大理系 + 京大理系 + 東工大+ 国公立大学医学部医学科」の合格率
図5から、日比谷は理系に圧倒的に強く、国立、西はどちらかと言えば理系に強く、戸山は文理どちらにも強いと言えそうです。
浪人をしても良いから国公立大学の難関理系学部を目指すなら日比谷が良いと言えるでしょう。一方で、国公立大学の難関文系学部に進学したい場合には、国立が最も合理的な選択肢であると言えるでしょう。
現役合格率と既卒合格率
東大文系 + 京大文系 + 一橋大学 に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表8に示します。
表8 東大文系 + 京大文系 + 一橋大学 の合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
現役生の合格率 | 3.6% | 8.5% | 5.9% | 8.3% |
既卒生の合格率 | 1.7% | 5.4% | 4.4% | 3.4% |
現役生及び既卒生の合格率 | 5.2% | 13.9% | 9.4% | 11.7% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。
現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図6に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-006図6 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表8と図6から、東大文系 + 京大文系 + 一橋大学の合格率に関しては、戸山と日比谷に関しては現役で合格できる生徒の割合が高く、国立と西に関しては現役で合格できる生徒の割合が低いことがわかります。
続いて、東大理系 + 京大理系 + 東工大+ 国公立大学医学部医学科 に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表9に示します。
表9 東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科 の合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
現役生の合格率 | 4.4% | 8.9% | 6.6% | 15.0% |
既卒生の合格率 | 2.2% | 7.6% | 7.2% | 8.3% |
現役生及び既卒生の合格率 | 6.6% | 16.5% | 13.8% | 23.3% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。
現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図7に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-007図7 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表9と図7から、東大理系 + 京大理系 + 東工大 + 国公立大学医学部医学科 の合格率に関しては、現役生であっても既卒生であっても日比谷の合格率が最も高いことが分かります。日比谷の現役合格率の高さは注目に値すると思います。
東京一工+旧帝大(5校)+国公立医学部医学科
要約
- 現役生に限定した場合の「東京一工+旧帝大(5校)+国公立医学部医学科」の合格率に関しては、日比谷が27.3%、国立が23.7%、西が20.1%、戸山が11.8%と、日比谷が1位になっています。
- 現役生と既卒生を合計した場合の「東京一工+旧帝大(5校)+国公立医学部医学科」の合格率に関しては、国立が43.4%、日比谷が40.2%、西が37.7%、戸山が19.0%と、国立が1位になっています。
- 「東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科」に関しては、日比谷と戸山に関しては現役で合格する生徒の割合が高く、国立と西に関しては現役で合格する生徒の割合が低いことがわかります。
現役生
合格者数と合格率
東京一工+旧帝大(5校)+国公立医学部医学科の現役合格者数及び現役合格率を表10に示します。
表10 東京一工+旧帝大(5校)+国公立医学部医学科への現役合格者数及び現役合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
東京大学 | 9 | 8 | 14 | 25 |
京都大学 | 5 | 8 | 4 | 1 |
一橋大学 | 7 | 19 | 11 | 14 |
東京工業大学 | 4 | 14 | 3 | 8 |
北海道大学 | 6 | 9 | 9 | 2 |
東北大学 | 6 | 4 | 9 | 9 |
名古屋大学 | 1 | 3 | 0 | 2 |
大阪大学 | 1 | 3 | 6 | 0 |
九州大学 | 0 | 1 | 3 | 0 |
国公立大学医学部医学科(上記の大学のそれは除く) | 4 | 6 | 5 | 28 |
現役合格者総数 | 43 | 75 | 64 | 89 |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 |
東京一工+旧帝大+国公立医学部医学科 現役合格率 | 11.8% | 23.7% | 20.1% | 27.3% |
表10より東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科の現役合格率は、日比谷が1位となっていることがわかります。
高校入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、高校入試時点の偏差値と「東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科」への現役合格率を図8に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-008図8 高校入試時点の偏差値と「東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科」合格率
戸山、西、日比谷の高校入試時点での偏差値とそれらの「東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科」合格率との間には、比例関係があることがわかります。国立は高校入試時点での難易度と比して「東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科」合格率が高くなっていると言えそうです。
現役生及び既卒生
合格者数と合格率
現役生と既卒生を合算した場合の、東京一工+旧帝大(5校)+国公立医学部医学科の合格者数及び合格率を表11に示します。
表11 東京一工+旧帝大(5校)+国公立医学部医学科への合格者数及び合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
東京大学 | 12 | 16 | 20 | 40 |
京都大学 | 8 | 16 | 22 | 1 |
一橋大学 | 10 | 30 | 12 | 18 |
東京工業大学 | 5 | 19 | 9 | 12 |
北海道大学 | 12 | 16 | 18 | 6 |
東北大学 | 9 | 12 | 14 | 11 |
名古屋大学 | 3 | 5 | 1 | 2 |
大阪大学 | 2 | 6 | 7 | 0 |
九州大学 | 0 | 3 | 6 | 0 |
国公立大学医学部医学科(上記の大学のそれは除く) | 8 | 14 | 11 | 41 |
合格者総数 | 69 | 137 | 120 | 131 |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 |
東京一工+旧帝大+国公立医学部医学科 合格率 | 19.0% | 43.4% | 37.7% | 40.2% |
現役生と既卒生を合算した場合の、東京一工+旧帝大(5校)+国公立医学部医学科の合格率に関しては、国立、西、戸山のそれはほぼ同一であり、その3校と比較すると戸山の合格率は低くなっていることがわかります。
高校入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、高校入試時点の偏差値と「東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科」への合格率を図9に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-009図9 高校入試時点の偏差値と「東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科」への合格率
高校入試時点での偏差値と「東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科」への合格率との間に比例関係はないように見受けられます。
現役合格率と既卒合格率
「東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科」に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表12に示します。
表12 「東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科」の合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
現役生の合格率 | 11.8% | 23.7% | 20.1% | 27.3% |
既卒生の合格率 | 7.2% | 19.6% | 17.6% | 12.9% |
現役生及び既卒生の合格率 | 19.0% | 43.4% | 37.7% | 40.2% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。
「東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科」への現役生の合格率及び既卒生の合格率に関する積み上げグラフを図10に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-010図10 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表12と図10から、「東京一工、旧帝大、国公立医学部医学科」に関しては、日比谷と戸山に関しては現役で合格する生徒の割合が高く、国立と西に関しては現役で合格する生徒の割合が低いことがわかります。
国公立大学医学部医学科
要約
- 国公立大学医学部医学科の合格率に関しては、現役生でも既卒生でも、日比谷の合格率が突出して高いです。
現役生
合格者数と合格率
国公立大学医学部医学科の現役合格者数及び現役合格率を表13に示します。
表13 国公立大学医学部医学科への現役合格者数及び現役合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
国公立大学医学部医学科現役合格者総数 | 5 | 7 | 6 | 29 |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 |
国公立大学医学部医学科現役合格率 | 1.4% | 2.2% | 1.9% | 8.9% |
表13より、国公立大学医学部医学科の現役合格率は、4校の中で日比谷が突出して高いことがわかります。
高校入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、高校入試時点の偏差値と国公立大学医学部医学科への現役合格率を図11に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-011図11 高校入試時点の偏差値と国公立大学医学部医学科への現役合格率
戸山、国立、西、日比谷の高校入試時点での偏差値とそれらの国公立大学医学部医学科への現役合格率との間に比例関係がないことがわかります。
現役生及び既卒生
合格者数と合格率
現役生と既卒生とを合算した場合の、国公立大学医学部医学科の合格者数及び合格率を表14に示します。
表14 国公立大学医学部医学科への合格者数及び合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
国公立大学医学部医学科合格者総数 | 9 | 15 | 12 | 43 |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 |
国公立大学医学部医学科合格率 | 2.5% | 4.7% | 3.8% | 13.2% |
表14より、現役生と既卒生を合算した場合の国公立大学医学部医学科の合格率においても、4校の中で日比谷が突出して高いことがわかります。
高校入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、高校入試時点の偏差値と国公立大学医学部医学科への現役合格率を図12に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-012図12 高校入試時点の偏差値と国公立大学医学部医学科への現役合格率
現役生と既卒生を合計した場合でも、戸山、国立、西、日比谷の高校入試時点での偏差値とそれらの国公立大学医学部医学科への合格率との間には比例関係がないことがわかります。
現役合格率と既卒合格率
国公立大学医学部医学科に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表15に示します。
表15 国公立大学医学部医学科の合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
現役生の合格率 | 1.4% | 2.2% | 1.9% | 8.9% |
既卒生の合格率 | 1.1% | 2.5% | 1.9% | 4.3% |
現役生及び既卒生の合格率 | 2.5% | 4.7% | 3.8% | 13.2% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。
現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図13に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-013図13 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表15と図13から、国公立大学医学部医学科に関して、日比谷は現役で合格する生徒の割合が高く、国立、西、戸山は現役で合格する生徒の割合が低いことがわかります。
早慶上智理科大
要約
- 早慶上智理科大の合格率に関しては、現役生のみの場合でも、現役生と既卒生を合算した場合でも、日比谷が4校中1位となっています。
- 現役生と既卒生を合算した場合には、戸山、国立、西、日比谷の高校入試時点での偏差値とそれらの「早慶上智理科大」合格率との間には、比例関係があります。
- 早慶上智理科大に関しては、戸山と日比谷は現役で合格する生徒の割合が高く、国立と西は現役で合格する生徒の割合が低いことがわかります。
現役生
合格者数と合格率
早慶上智理科大の現役合格者数及び現役合格率を表16に示します。
表16 早慶上智理科大への現役合格者数及び現役合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
早稲田大学 | 58 | 80 | 58 | 99 |
慶應義塾大学 | 35 | 38 | 44 | 84 |
上智大学 | 17 | 23 | 27 | 26 |
東京理科大学 | 54 | 37 | 47 | 71 |
現役合格者総数 | 164 | 178 | 176 | 280 |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 |
早慶上智理科大現役合格率 | 45.2% | 56.3% | 55.3% | 85.9% |
表16より早慶上智理科大の現役合格率では、日比谷が1位であることがわかります。
高校入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、高校入試時点の偏差値と早慶上智理科大への現役合格率を図14に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-014図14 高校入試時点の偏差値と早慶上智理科大への現役合格率
戸山、国立、西、日比谷の高校入試時点での偏差値とそれらの早慶上智理科大への合格率との間には比例関係がないことがわかります。
現役生及び既卒生
合格者数と合格率
現役生と既卒生を合算した場合の、早慶上智理科大の合格者数及び合格率を表17に示します。
表17 早慶上智理科大への合格者数及び合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
早稲田大学 | 85 | 146 | 125 | 167 |
慶應義塾大学 | 48 | 79 | 82 | 124 |
上智大学 | 20 | 27 | 43 | 42 |
東京理科大学 | 73 | 90 | 114 | 130 |
合格者総数 | 226 | 342 | 364 | 463 |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 |
早慶上智理科大合格率 | 62.3% | 108.2% | 114.5% | 142.0% |
表17より早慶上智理科大の合格率は、日比谷が1位であることがわかります。
高校入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、高校入試時点の偏差値と早慶上智理科大への合格率を図15に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-015図15 高校入試時点の偏差値と早慶上智理科大への合格率
戸山、国立、西、日比谷の高校入試時点での偏差値とそれらの「早慶上智理科大」合格率との間には、比例関係があることがわかります。
現役合格率と既卒合格率
早慶上智理科大に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表18に示します。
表18 早慶上智理科大の合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
現役生の合格率 | 45.2% | 56.3% | 55.3% | 85.9% |
既卒生の合格率 | 17.1% | 51.9% | 59.1% | 56.1% |
現役生及び既卒生の合格率 | 62.3% | 108.2% | 114.5% | 142.0% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。
現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図16に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-016図16 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表18と図16から、早慶上智理科大に関しては、戸山と日比谷は現役で合格する生徒の割合が高く、国立と西は現役で合格する生徒の割合が低いことがわかります。
私立大学医学部医学科
要約
- 私立大学医学部医学科の合格率に関しては、現役生でも既卒生でも、日比谷の合格率が突出して高いです。
現役生
合格者数と合格率
私立大学医学部医学科の現役合格者数及び現役合格率を表19に示します。
表19 私立大学医学部医学科への現役合格者数及び現役合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
私立大学医学部医学科現役合格者総数 | 1 | 0 | 6 | 31 |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 |
私立大学医学部医学科現役合格率 | 0.3% | 0.0% | 1.9% | 9.5% |
表19より、私立大大学医学部医学科の現役合格率では、日比谷が1位となっていることが分かります。
高校入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、高校入試時点の偏差値と私立大学医学部医学科への現役合格率を図17に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-017図17 高校入試時点の偏差値と私立大学医学部医学科への現役合格率
戸山、国立、西、日比谷の高校入試時点での偏差値とそれらの私立大学医学部医学科への合格率との間には比例関係がないことがわかります。
現役生及び既卒生
合格者数と合格率
私立大学医学部医学科の合格者数及び合格率を表20に示します。
表20 私立大学医学部医学科への合格者数及び合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
私立大学医学部医学科合格者総数 | 8 | 10 | 9 | 59 |
卒業生総数 | 363 | 316 | 318 | 326 |
私立大学医学部医学科合格率 | 2.2% | 3.2% | 2.8% | 18.1% |
表20より、私立大大学医学部医学科の合格率では、日比谷が1位となっていることが分かります。
高校入試時点の入試難易度と合格率との比較
次に、高校入試時点の偏差値と私立大学医学部医学科への合格率を図18に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-018図18 高校入試時点の偏差値と私立大学医学部医学科への現役合格率
戸山、国立、西、日比谷の高校入試時点での偏差値とそれらの私立大学医学部医学科への合格率との間には比例関係がないことがわかります。
現役合格率と既卒合格率
私立大学医学部医学科に関して、現役生の合格率、既卒生の合格率、そして、現役生及び既卒生を合算した場合の合格率を表21に示します。
表21 私立大学医学部医学科の合格率の比較
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | |
現役生の合格率 | 0.3% | 0.0% | 1.9% | 9.5% |
既卒生の合格率 | 1.9% | 3.2% | 0.9% | 8.6% |
現役生及び既卒生の合格率 | 2.2% | 3.2% | 2.8% | 18.1% |
※現役生の合格率、既卒生の合格率、現役生及び既卒生の合格率を算出する際に、それぞれ四捨五入しているので、現役生の合格率に既卒生の合格率を加えた数値が現役生及び既卒生の合格率と合致しない場合があります。
現役生の合格率及び既卒生の合格率の積み上げグラフを図19に示します。
toyama-kunitachi-nishi-hibiya-019図19 現役生の合格率及び既卒生の合格率
表21と図19から、私立大学医学部医学科に関して、日比谷は現役で合格する生徒の割合が非常に高いことが分かります。
海外大学への合格実績
最後に海外大学への現役合格実績を表22に示します。
表22 海外大学への現役合格実績
戸山 | 国立 | 西 | 日比谷 | ||
UK | University of Cambridge (Cond.) | 1 | |||
Imperial College London (Cond.) | 1 | ||||
University of Bristol (Cond.) | 1 | ||||
University of Durham (Cond.) | 1 | ||||
University of Glasgow | 1 | ||||
University of Liverpool | 1 | ||||
Lancaster University | 1 | ||||
US | Boston University (CGS) | 1 | |||
Washington & Jefferson College | 1 |
保護者の方に役立つ情報
子供が勉強に対するやる気がなくて困っている
小学生の子供に中学受験に向けて頑張るメリットを伝えたい
中学校・高校の先生が良い先生なのか判断ができない
中学生・高校生のお子様が志望大学を決められない
高校生・大学生のお子様がやりたいことを見つけられない
世界大学ランキングの上位校に交換留学可能な大学を知りたい
最後に
学校の価値は進学実績だけで測定できるものではありません。
どんなに進学実績が良い学校であっても、その学校の生徒が学校生活を楽しんでいなければ本末転倒です。何より大切なことは卒業した生徒本人がその学校に通ってよかったと思っているかどうかです。
その生徒の満足度を決定する要素は実に多様であり、生徒によっては進学先がその満足度に強い影響を及ぼすかもしれませんが、私の経験上そのような生徒は少数派だと思います。また、学校での学習だけが進学実績に影響を及ぼしている訳ではなく、塾や通信添削がそれに影響を与えていることも重々承知しています。
だから、学校選択においては、お子様がその学校に進学すると仮定した場合に、日々楽しそうに学校に通う姿を想像できるかという観点が非常に重要だと思っています。
しかし、進学校と言われる高等学校を選択される生徒及び保護者の方が、各学校の進学実績を学校選択の一つ重要な指標とみなしていることはほぼ間違いないと思います。そのため、今回の記事を進路選択の際の1つの参考資料として扱っていただければ幸いです。
個人で調査をしておりますので、数値に誤りがある可能性があります。誤りがありましたらご指摘いただければ修正いたします。